あっさりベスト更新

好調の波が終わり、不調が続いた後、また、調子が戻ってきた。直近では、今まで90切りの出来なかったコースで、あっさり87が出た。今年のベストハーフ42で、同時に更新した。

前日練習は禁物

この日は、前日に、久々に練習場に行って、打ってしまった。前日練習は、良くないと言われている通り、当日の朝のラウンド前練習で、ドライバーがおかしくなってしまった。

前日の練習が良くないのは、改善点を見つけて、何かやろうとしてしまうからだ。こうなると、良くも悪くも自分のスイングができなくなる。精神的にも、曲がったらどうしようなどと考えだし、良いことは、何もない。東大のゴルフ部の成績を大幅に改善した、井上透レッスンプロも、この理由で、学生には、試合前に、パターとアプローチぐらいしか、練習をやらせないそうだ。

そもそも練習は不要?

コロナ禍もあるが、最近は練習場にあまり行かなくなった。その方が、調子が良いようにも感じる。

以前、”ロシアンパワー養成法”を勧めてくれた方は、「練習場に通う人に上手くなる人はいない」と言っていた。彼が言うのは、「練習場で顔を合わせるのは、上手くならない常連ばかり」というのだ。上手くないから練習するのだから、練習場にいる人は総じて、上手くない人になる。逆にいうと、上手い人は、練習しなくなるという事になる。彼も、上手くなってからは、あまり、練習しなくなったそうだ。

私も、練習場では、不調のドライバーをなんとか上手く打てるように、練習するのだが、自分で、改善点を探すのは、かなり難しい。プロとスイングを比較するなどしても、同じように、打つのは、難しい。ゴールは解っても、どこをどのタイミングで動かせばそうなるかは、分からないことが多い。

経験的には、思い切って自然に打つ方が、上手くいく事が多い。何も、考えていないので、何が良かったのかもわからない。

こう考えてくると、繰り返し練習は意味がない。やるなら、ボールの位置やテンポなど、出来るだけいろいろなこと変えて、色々試してみるのが良さそうだ。

フロントティーの勧め

ドライバーがおかしくても、ベストスコアが出たのは、いつもより前のティーからラウンドしたからだ。距離が比較的短いので、ドライバーは、前に、飛びさえすれば、2打目のアイアンでパーオンできる。悪くても、ボギーオンは可能で、悪くても90で回れる事になる。

2打目でなんとかなると、思うと、ティーショットのプレッシャーが小さくなる。あまり、プレッシャーがかからなければ、体がいつもの通りに動き、良いショットが生まれる。

見栄を張って、パーオンできないような、後ろのティーからラウンドしていても、面白くもないし、練習にもならない。ぜひ、前から打って、ご自身のベストを引き出してみて欲しい。自信ができれば、後日、後ろのティーからやるチャンスも出るだろう。

もう一つ。トラブルが減って、早く回れる。その日にラウンドしているみんなが、恩恵を受ける。

パット練習はロングパットが大事

この日は、スティンプメーターで9の設定で、いつもより、遅めのグリーンだった。

前半は18パットで及第点、後半は13パットと絶好調だった。3パットはなく、ショットが、ピンに寄って、”お先に”1パットが3回。3mと12mが1回づつ、さらに、ファーストパット10m以上が3回あったが、いずれも、1mぐらいまでに寄せている。

パットが良かったのは、前回ラウンドの反省で、上りの長いパットを中心に練習した事だ。

練習方法としては、ラインはあまり気にせず、上り20mぐらいの目標に寄せる練習をした。練習場では、プレッシャーや雑念がなく、難なく、2m以内には寄せられる。

下りは得意なので、上りを多めに練習しておいた。

前回の反省点のもう一つは、短いパットだ。外しそうもない、1m以下を2回もミスした。緩んで、ボールに当たるときに、方向が狂うのだ。

ボールの方向は、フェースの方向で決まる。ショートパットなら、傾斜や芽の影響で曲がる前に、カップに入れられるので、あまり読まずに、カンと当てて、真っ直ぐ転がしてしまった方が、入り易いと思う。

アプローチも好調

アプローチも調子が良かった。「左手を引く」、あるいは、「肩を回す」点を注意しながら、右手の感覚だけで打つと、上手く打てた。

上手く打てると、距離感はついてきた。

深いラフからのアプローチ

失敗は、やはり、深いラフからのショットだ。まだ、芝の抵抗分の予測ができておらず、オーバーを気にし過ぎて、緩めに打って、ショートしてしまう。

以前、ググった時は、あまり、参考になる記事がなかったが、今回ググってみると、ゴルフ豆辞典の記事「深いラフからのアプローチショット」がピンときた。

バンカーショットと同じ事をやるしか、アイデアが浮かばなかったのだが、実際に、それを勧めている記事が見つかったので、次回、試してみようと思う。

ただし、記事では、サンドウェッジを使用しているが、私は、もう少しロフトの立ったウェッジを使ってみようと思う。理由は、クラブがボールの下を潜る、達磨落としを防ぐためだ。

私は、どうも、インパクトでグッと力を入れやすく、打点が下になりやすいからだ。皆さんは、自分の癖に合わせて、クラブを選択して欲しい。

まとめ

フロントティーからラウンドする事で、苦手のドライバーの悪影響が最小限になり、今年のベストが出せた。

パットやアプローチも好調で、スコアに貢献した。

ラフからのショットを練習し、ウッド系のショットが改善されれば、ハーフ40切りも射程に入る。

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