しばらく調子が良かったので、月例競技にでてみたが、結果はイマイチだった。
敗因その1は、同伴者が競技初参加で、遅刻の上に、スロープレーで、いらいらしたことだ。ローカルルールで、スロープレート認定されると、2ペナだからだ。しかし、後から考えれば、当人は知らなかったので、早めに教えるべきだった。
その他の敗因を反省してみた。
前日は練習するな
これは、”ゴルフあるある”だ。前の日に、練習場であれこれやると、当日も考えながら打つ事になり、失敗ショットが多くなる。失敗すると、さらに、考えるという、負のスパイラルに入ってしまう。前日は、パターとか、アプローチ程度の軽い練習にとどめるべきだ。これは、東大ゴルフ部のコーチ井上透氏も、部員に進めている。彼は、東大ゴルフ部を団体戦で上位に残れる実力をつけた名コーチだ。東大ゴルフ部は日大や東北福祉大と違って、入学以前に本格的にゴルフをやっていた部員が少ないのに、1~2年でそこそこの競技ゴルファーに育てているわけだ。
久々に時間が空いたので、前日は、トップトレーサーのついたゴルフ練習場で練習してしまった。最初は100球以下のつもりだったが、つい、130球ぐらいうってしまった。調子的にはよかったが、飛距離は出なかった。体が慣れてくると、飛距離ものび、以前の飛距離に近くなった。わかったのは、コースで、もっと飛んでいるイメージがあるが、下りなどが影響していているということだ。実際の距離はイメージより10ヤードぐらい短いようだ。グリーンを狙うとなったら、一番手ぐらい上げて力まないで打つ方が確実だろう。
悩んでいたドライバ―もほとんどミスもでず、キャリーで200ヤード程飛んでいる。これなら、及第点と納得した。画像もとってみたが、上体が立つ、手元が上がるは、治っていなかった。そう簡単には治らないようだが、ボールとの距離をとること、躊躇せずに振り切ることで、左右のブレはすくなくなった。
さて、当日の朝練習は、相当調子が良いと、期待していたが、いきなり、トップした。振り返ると、前日の練習場で、マットがもりあがっていて、ずっと、1cmほどつま先上がりになっていた。もちろん、なるべく低いところを選んで打ってはいたが、練習場のマットには、注意が必要だ。
いきなり、トップがでて、動揺して、あれこれ、考え始めてしまった。
結果としては、
- Pwとドライバ―は、OK。
- 4wはスライス気味、
- 5U、7Iはそこそこ。
- 5Iは、ダフリ気味。
という結果だった。
これでは、優勝狙える感じではなかった。まあ、練習場が悪いと、丁寧に打って、そこそこ、結果がでることもあると、あきらめて、ラウンドにでた。
敗因分析
さて、スコアカードのメモで、失敗と思えるショットを書き出してみた。
- ショートパット Ptx3
- ラフから達磨落とし 7I・Pwx2・4Wx3
- 絶好の場所からアプローチ 50x2
- バンカーショート 58x2
- ラフからトップ 5U
- バンカーダフリ 5U
- アプローチ左へ 58
- ロングパット打ち切れず Pt
- ラフからアプローチ脱出失敗 50
パット
この日は、パターの距離感が合わなかった。練習グリーンは9という表示にも関わらず、意外と早かった。このところ、練習グリーンが速く、コースは遅いという状況だったので、きっと、コースのグリーンは遅いと思い込んでしまった。最初のホールで、下り3mのバーディパットをしっかり打ってしまい。2m近くオーバーしてしまった。返しも入らず、消沈して、不用意に打ったらこれも入らずで4パットになってしまった。バーディチャンスが終わってみれば、ダボだ。
下りは、そこそこ早いことに気が付き、後半は持ち直したが、14番では、慎重に打ち過ぎて、2m程残して、3パットしてしまった。
4回の失敗で2打は、取り戻せたろう。教訓としては、「グリーンのスピードは思い込まないこと」だろうか?
ユーティリティとフェアウェイウッド
この日は、ラフが少し短く、つい(3回も)ラフから、フェアウェイウッドで打ってしまった。いずれも、失敗だ。しかも、ボールの下をくぐってしまう同じミスだ。フェアウェイウッドは、ラフを滑るというが、私の打ち方は、もっと、鋭角にボールに当たっているということだろう。今のところ、ラフなら、5Uの方が打率がよい。
しかし、4回目は、5Uでトップしてしまった。3回も下をくぐらせる伏線つきなので、仕方がないと言えばそれまでだが、ゴルフあるあるだ。逆の失敗をやってしまった。
この日、バンカーから5Uを使ったが、これも失敗した。ダフリだ。
ラフやバンカーからの脱出では、この1打を決めようと、つい力む。もっとリラックスして打たないと、うまく脱出できないようだ。手で打つより、体全体で打たないと、ラフや砂に負けるということだろう。
バンカーショット
最近は56度をやめて、以前使っていた58度でバンカーショットしている。58度は、バンスが8度と少な目で、さらに、ソールの幅も小さい。アプローチでダフらないようにと買ったのだが、ダフる人は、バンスが大きくソールが広い方が、一般的だそうだ。私は、どうも、バンスが当たって跳ねたり、抵抗分が計算できずに距離が合わせにくい。
バンカーも同じだ。しばらく、56度にしていたが、短い距離を打つのに、かなりゆっくり打つ必要があり、距離感が出しにくくなった。さらに、距離があるときに、大きめになり、距離感が全くでなくなった。原因はバンスだ。特に練習場バンカーでは、表面は平らでないので、手前で当たったり、当たらなかったりで距離が大きくかわってしまう。根本的には、手打ちが原因なのだろう。全身を使ったショットなら、砂の抵抗に、負けないはずだ。
という訳で、最近はあまり、距離が合わない不安を持ちながら58で打っている。寄せようと思わなければ、失敗も減るのだが、つい、ピンを狙って、失敗する。意外とバンカーからグリーンは離れているもので、しっかり脱出させてもオーバーになることはあまりない。逆に躊躇すると、脱出失敗や手前の逆目のラフにハマったりする。
教訓はピンは狙わず「自信をもって打つ」だ。
アプローチ
アプローチの失敗は4回だ。2回はラフからで、これは、失敗もあるだろう。しかし、残り2回はグリーン手前のフェアウェイからだ。1回はダフリ、他方はトップした。いずれも、「ようし」と意気込んだショットだ。こういう時は、失敗が多い。ライも考える必要があるが、必要以上に意識すると、やりすぎる。真っ平ということはないので、多少の変化は必要だが、何も意識しないで対応できないと、ダメなのだろう。
ラフからは既に気が付いてる失敗だ。練習不足だ。まずは左に出るミスだ。これは、ハンドダウンがきつくなりすぎ、ヘッドのヒールが下がり、トウが上がって、結果少しフェースが左を向くのだ。力みが原因ともいえるが、ドライバーの伸び上がりの逆だ。
もう一つは、深いラフで負けてしまうことだ。グリップが揺る過ぎるのか、右に飛び出すことが多い。体を使って打たないと、手打ちはラフに負けるということだろう。もう少し、練習が必要だろう。
まとめ
失敗は17回。この日94だったので、ノーミスなら77。半分の8回回避できれば、86で、ネットでパーぐらいで回れたことになる。
ラフがらみの失敗は9打で半分以上ある。特に、クラブがボールの下をくぐる達磨落としが多い。いつも、ダフリ気味に打っているということになる。普段の練習で、球を打つ感覚を身に着ける必要がある。
もったいないのは、ショートパットのミスと絶好の場所からのミスショットだ。何度もやっているので、悪いイメージが浮かんでしまうことも多いが、自信をもって決めていきたい。