前回、大叩きしたラウンドを確認してみた。
ティーショットが悪い
記録を見なくても、思い当たるのが、ドライバーのティーショットだ。14回ドライバーを使用しているが、成功したのは、後半の4回のみ。プッシュアウトで、前半はロスト、後半にはOBがある。他は、ほとんど、球を地面に打ち込んでいる。ドライバーのダウンブローだ。これでは、ボギーペースも難しい。
さらに、パー3や前方に障害があるホールでは、ティーショットでドライバーを使わなかったが、アイアンや他のクラブでもティーショットの失敗は多い。結局、18ホールで成功したティーショットは6ホールだけだ。成功率33%では、スコアメイクは、かなり厳しい。
原因は何だろう?
ティーショットが悪いのは、私だけかと思ったが、早速、ググってみると、”ティーショット 失敗”でのヒット数は、何と、237万件。これは、みんなの悩みということになる。一先ず安心。
検索結果のトップは、雑誌アルバのサイトだ。記事「【ティショットのミス撲滅で-5打】”ミスせず飛ばす”ための極意」を要約してみる。
- ドライバーでは、上を見る
- 肩や体でなく、フェース面を狙いに合わせる
- 力まない = 息を吐き、腹筋に力を入れる
- 3wでは、ターフをとるイメージで
- パー3で花道が使えるなら、1番手下げる。届かなくて十分と思って打つ
- 左右に障害があれば、対角に構える。左端にティーアップすると右を向きやすく、フックが出やすく、右の障害が避けられる。逆も同じ。
- パー3秘策:ボールを右寄りにして、コンパクトに打ち、ミスを減らす。
ドライバーでの3つ、”上を見る”、”フェース面を合わせる”、”息を吐いて腹筋に力を入れる”は、やってみる価値がありそうだ。畑岡奈紗もショットの前にジャンプして、力みをとっている。
2番目のサイトは、私には響かなかったのでスキップします。
3番目は、「ゴルフは哲学」というサイトです。頭でっかちの私にはうってつけです。記事「ティーショットが苦手な人 | 過度な緊張と苦手意識」を要約してみます。
- 心理的な問題である場合、克服は難しい場合も。気楽に回る。
- 特定のクラブが苦手ならそれを練習
- ティーショット自体が苦手なら、パー3コースで慣れる
- リラックスではなく、気を楽にもつ=リラックスでは、力が抜けてしまう。
- 開き直ってしまう=練習場と同じと思う
- シンプルに考えてスイング
確かに、知人のシングルプレーヤーに、「ショットの時に気をつけていることは?」と聞いたら、「何も考えていない」と言っていました。考えた時点で失敗するそうです。
オノマトペ
ここで思い出したのが、オノマトペ、擬音です。NHKの「ためしてガッテン」で、「スーッ・ガァァァ」と唱えて打つと飛距離が出るというのです。放送は、2012年6月27日ということで、随分前だったと驚きます。見ていない人の為にと、NHKアーカイブスを探しましたが、ありませんでした。
この時の講師は藤野義孝氏で、自身のブログに当時の放送内容が書かれています。(記事:「NHKためしてガッテン 6月27日」)
昔は、「チャー・シュー・麺」などもありましたが、オノマトペを唱えていれば、他のことは、考えにくくなるはずです。しかし、「音を間違えると、逆効果もある」とも記されています。
私の場合は、何も考えないようにすることですから、とりあえず、「スーッ・ガァァァ」を声を出さずに唱えてみようと思います。
アイアンも悪い
ティーショットはさておき、この日の敗因のもう一つは、アイアンショットです。7番は得意なはずなのですが、この日は、9回のうち4回失敗です。6番もフックがかかり、池に入れてしまいました。飛距離を稼ぐはずの4番もダフって、役に立ちませんでした。
スコアが悪いと、取り戻そうと、つい、力んで、失敗ショットする。結果、スコアがさらに悪くなるという、悪循環です。
ラウンド当日の調子は、アプローチ練習していると、わかります。5ヤードほどの、クラブに当てるだけのショットを最初に練習するのですが、きちんと、毎回、球が上がる時は、OKです。距離を伸ばして行っても、うまく打てます。しかし、低い勢いのついた球が1回でも出るときは、調子が悪い時です。
修正は効きますが、全体的な調子は、悪く、スコアもまとまりません。
技術的にも問題あり?
結局、左に突っ込むのが、悪いのですが、プロの動画を見ても、インパクトでは、体は左に動いています。左に動かないで、打つ人はいないでしょう。つまり、左に移動すること自体は、悪くなく、その時の手の位置が問題です。
手が早いと、ボールに合わせる為に、極端な、ハンドファースト、ダウンブローになって、ドライバーでは、天ぷら、アイアンでは、最悪、ダフったり、良くて、当たりの悪い、低く、距離のでないショットになります。
逆に、遅いと?おやっ!遅いぐらいが良いのか!下半身リードなら、手は後からやってきそうです。オノマトペなら、「スーッ」に、「ウン」と入れて、下半身リードさせる感じが良さそうです。
手首を柔らかく
最近、気がついたのが、「スイングの途中で手を止める」というアレです。物理の法則で、慣性がありますから、腕をおろしてきて、インパクトで止めると、手首に力が入っていなければ、ヘッドはそのまま、動いていきます。今まで、肩を中心に回っていた、ヘッドは、手首を中心になります。今度は、回転の運動量の問題です。半径が小さくなるので、その分、速度が増します。これは、スケーターが腕を広げて、回転を始め、腕を体に密着させて、回転を早めるのと同じです。
回転半径が小さくなるので、打球も上がりやすくなります。これは、少し距離のあるアプローチでもそうなります。あげる時は、インパクト前に、腕を止めて、ヘッドを速く、通過させる感じです。これで、球が上がります。
金槌で釘を打つときもそうです。下手な人は、最後まで、打ち込みますが、上手い人は、釘の頭でスナップが効くようにして打ちます。
この動きができる為には、手首が力んでいては、打てません。速く振るのに、力を入れないで、打てるようにならないと、いけないようです。
まとめ
というわけで、次回練習の課題は、下記です。
- オノマトペ「スーッ・ウン」
- インパクトで腕を止める = 手首は柔らかく
腕を止める意識をしていたら、またダメそうです。さてはて、どうなることやら。