前回の90だったので、今回も90台前半のつもりスタートするが、結果は100超えの散々のラウンドになった。敗因は何だろう。
アイアンが右に出る
頼みの5番アイアンが、この日は右にでる。
最初は、伸び始めたラフからなので、飛ばなくて当然と思ったが、そんなにボールは沈んでいなかったので、何かスイングが違っていたはずだ。
しかし、何も気づかず、サービスロングへ、課題のドライバーショットは及第点で、セミラフからのショットとなった。3番ウッドでグリーン近くへ持っていく選択もあったが、手堅くアイアンにした。いいあたりだが、狙いより、20度は右に出て、林に入った。パーは絶望となる。
さらに後半ラウンドでは、2度のチャンスで、同様に右に出てしまう。しかも、調子が良いはずと思い込んでいるので、ダメージが大きかった。
ラウンド前の練習場で、Zeppのセンサーでスイングデータを取っているが、軌道はアウトサイドイン気味で、右へ出る感じではない。方向的には、ほぼまっすぐか、フックがかかって、左目に出る感じだった。
右に出るのは、インパクトでフェースが右を向いているはずだ。意気込みで、力んで、左に体が流れていたのかもしれない。
アプローチの迷い
この日は、アプローチの失敗が多かった。左足下がり2回と、不運もあるが、直前のアプローチ練習をあまり、真剣にやらなかったので、距離感があまり出なかったのかもしれない。ただ、52度のウェッジは調子が良く、あまり練習の必要性を感じなかった。
この日は、バンカーショットの距離感が合わず、調整に戸惑った。最近は、バンスが効き過ぎて、高く上がるが、距離が出ない。あまり、バンスを効かせない様打つことで、調整できたが、微妙だ。
結論としては、「あまり、ヘッドスピードを上げずに打つ」ことだ。
下半身を回して、アプローチをする様になって、バックスイング50cmほどで、30ヤードぐらいの距離が出る様になった。バンスを目一杯使って、地面にクラブを押し付けながら、ボールの下にフェースを入れる感じだ。
ただ、この感覚で、バンカーを打つと、バンスが効き過ぎて、クラブが跳ね返されてホームランを打つか、ほとんどボールが飛ばない。
この日のラウンドでは、100ヤードから80ヤードという、日頃、練習しない距離が残り、まず、クラブ選択、56か52度で迷い、さらに、距離感で迷うという状況が続いた。
結果は、ほとんど、オーバーで、残りは、ダフリだ。ピンの位置も関係するが、この日は、手前が多いのに、ピンとグリーンの間に乗せようとしたのが、敗因かもしれない。グリーンは真ん中狙いが、正解かもしれない。
それでも、チップインバーディが1回あり、52度のウェッジは調子が良かった。
バンカー以外で、どの場面で、56度を使うのか、明確にする必要がある。
最近はバンカー超えでも、52度で問題なく打てるので、余程の場合、例えば、真上に上げる必要がある場合、だけということになるはずだ。
ドライバーショット
課題のドライバーショットは、「相変わらず」と行ったところだろうか。ただ、40%ぐらいは及第点で、OBも打っていない。
ただ、良かったときも、落下地点のライが悪く、ドライバーの良さがスコアに結びつかなかった。
この日は、振り抜くことを目標にあれこれ考えない様にした。それでも、以下の3点は守った。
- 下半身を使って、バックスイングをスタート
- 十分に捻るため、トップで左目の目尻でボールをとらえる
- トップを高く
あとは、タイミングよく振ることだけを考えたが、どうも、体が左に流れていた様で、低い打球が多かった。天ぷらやトップもあり、こんなものかというところだ。
飛距離的には、当たると、230ヤード近く出る様になっているので、十分と言える。
パター
この日は、前日の豪雨の為か、グリーンが遅かったが、29パットとまずまずだ。それでも、50cm程度の短いパットを3回外している。いづれも3パットとなっている。
傾斜で短いパットを打つときは、注意が必要だ。緩く打てば、傾斜の影響はそれだけ大きくなる。こんな場合は、しっかり打った方が確率は高いと考えている。しかし、スコアが乱れていると、余計に打ちきれないものである。
スコアメイクは調整力
結局のところ、スコアをまとめるには、調子を最高にしておくことではなく、その日の調子を早く掴んで、対応していくことだと思う。
アイアンが右に出るのは、1番ホールのセカンドショットでわかったはず。56度のウェッジの調子よくないのは、2番ホールのバンカーショットでわかったはず。さらに、1番ホールで3パットしているので、短いパットには、気をつけるべきだった。
次回に、この教訓が活きると良いが。