不調の沼に入る?

不調がつずいている。スコアは100近い。しかも、飛距離が落ちているので、いつもより、前のティーでラウンドしているのにである。

原因分析

いつものように、スコアカードを見直してみると、要因はつぎの3つだ。

  1. パット数が多い
  2. バンカーショットの失敗
  3. アイアンが狙った通りに打てない

パット

ホームコースのグリーンが最近早くなっている。10フィート以上なので、かなり難易度は上がっている。

早いグリーンでは、1mぐらいでも横についたら、切れて入らない。読み誤ると、カップをかすめる。しっかり、曲がり幅とボールの速度を考えて、パットしなければならない。直近では、3パットが6回もあった。

もう一つ、早いグリーンでは読み間違えると、大きくカップからそれてしまう。距離があって、方向が悪いと、横からのパットになり、3パットの可能性が高くなる。距離が長いパットは、2打目が下から打てるように、2打で決める作戦も必要なのかもしれない。

バンカーショット

打ち方が変わったのか、バンカーショットが決まらない。ここ10年はバンカーは得意なショットで、ほとんど失敗はなかった。しかし、去年あたりから、ホームランが出始めて、距離があわせられなくなった。ホームランが怖くなると、緩んで、脱出できなくなる。負のスパイラルにはまる。

数日前、バンカー練習をやってみると、特に悪いところがわからなかった。逆に言うと、なぜうまくいくのもわからない。

結局、苦手の浅いバンカーショットの練習がメインになってしまった。この日の練習で分かったのは、バンスを当て打つショットは、砂の抵抗を受けるので、かなり、大きく振らないと、浅いバンカーでも5ヤードぐらいしか飛ばず、グリーンに運べない。また、砂の状況で、飛距離は大きく変わるので、不確定要素は多い。その中で、少しクラブを立てて振りぬかないショットは、良い感触だった。

一番の対策は、バンカーを避けること。これは、アイアンやアプローチの調子による。アイアンの調子が悪いと、バンカーにも入れてしまい、さらに、スコアを悪くする。確かに、調子のよいときは、バンカーショットの回数は少ない。

アイアンショット

まず、アイアンの飛距離が落ちている。10ヤードは違うが、もし、今まで通りの距離がでたら、ハザードを避けられない。要は、アイアンの精度が30ヤードぐらいだということになる。今までの精度が20ヤードぐらいだったのに、さらに10ヤードも不確定になる。こうなると、ほとんどのグリーンには乗らないことになる。確かに、パー3でパーがほとんど取れなくなっている。

右か左かどちらか一方なら、対応もできるが、時々左も出るので、左にハザードがあるときは、もう狙えない。といっても、確率的には、右なので、決め打ちでよいはずだ。実際には、マーフィーの法則よろしく、すべての可能性を考えてしまう。結局、勇気をもって打ったショットはうまくいくが、不安を持ちながら打つショットは失敗する。

ショットの方向性改善

最近、自分では、何も変えていないのに、右に出るショットが多くなってきた。しかし、打球は、物理の法則に従って、飛んでいくので、確実に右に出るスイングをしていることになる。

右に出るのは、インパクトでフェースが右を向いている。

もちろん、自分で右に向けているつもりはない。アドレスでは、目標方向にフェースを向けているつもりだ。

しかし、アドレスした状態で、クラブの位置を変えずに、手だけを前(打球方向)に動かして、ハンドファーストにしてみると、フェースは開く(右を向く)。

これを閉じるには、右手で押す必要がある。あるいは、左手で引く必要がある。最近は、脱力スイングを目指しているので、この辺にも問題があるのかもしれない。

また、以前は、体重を左右に移動させて、平行移動で打っていたので、方向は出ていた。ただし、フックがよくかかっていた。現在は、体の回転で打つことを目指している。本当がどちらが正しいのか、わからないが、回転で打つ方が、スライスが出やすい。クラブを内側に引いてしまうからだ。

練習してみると、クラブを右後ろから左前に振りぬくと、ドローがかかるのが分かった。

結局、まっすぐ引いてまっすぐ振りぬかないところに落ち着くのだろうが、自分の感覚がなかなか、追いつかない。

これは、アプローチも同じだ。アプローチでは、距離も大事だが、方向が出ないと、かえってピンチなる。傾斜のあるグリーンなら、横からのパットが残る羽目になるからだ。

10ヤードぐらいなら、方向は確実に出せるが、40,50と長くなるとむずかしい。力むと左にいきやすい。せっかくロブショットしても、インパクトでちょっと力が入ると、左に引っ掛ける。

スイング中はずっと一定の力感で通す必要があるようだ。

 

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