今季最初パットでも大叩き

直近のラウンドは、前半16後半14パットで今季最少パット数となった。しかし、スコアは96となんとか100切りだ。

原因は、2バーディーも取っているのに、2トリプル、1ダブルパーが有ることだ。

90切りができない人には、パーが取れずにボギーが多い人とパーが取れるがダボ以上が多い人に分かれる。私は、後者だ。

よく大叩きは、ミスの連鎖と言われるが、ダブルパーを振り返ってみる。

まずは、ティーショット。いつもは、コースの右ラフに飛ぶ。セカンドは、右から正面の木と左のOBを気にしながら、左足上りの左に行きやすいショットになる。これを気にして、左目に、目標をとった。左目でも、バンカー手前のラフでOKと目論んで打った。

実際は、テンプラだ。思い返せば、方向重視を意識して、バックスイングを抑えてしまった。その状態から、いつものスイングをしたので、軌道が合わず、ガッツリダフって、テンプラした。OBもあったので、暫定球を打ったが、今度は打ち込んで、低い球が飛んで行った。明らかにミスの影響が出ている。

結局、正球は、かなり密集した林の中で見つかった。サービス道路を超えた林だ。前には、どこにも打つところはなく、アンプレしても、2クラブレングス内や後方に逃れられそうな所などない。

しかし、冷静に考えれば、アンプレを宣言して、ティーグラウンドで打ち直しが一番大叩きの可能性が低かったはずだ。(注意:テンプラだったので、ティーショットで暫定球を打っているが、これは、アンプレ宣言の前なので、再度、打ち直しが必要。「暫定またはアンプレで〜す!」というやり方はルールにはない。)

しかし、土の上から、1 m先50cm と道を越えて4 m先50cmの隙間を狙って、得意の5番アイアで当てるだけのショットをすると、見事コースに戻った。

これは、単にラッキーだったと考えるべきだろう。

3打目ラフからの5番アイアンは草に負けて、精々150ヤードほどしか飛ばなかった。

ここは、もっと短いクラブでも良かったかもしれないが、失敗とまでは言い切れない。

残り、エッジまで200ヤード上りで、ウッドなら、グリーン周りに飛ぶはずだが、すでに失敗しているので、アイアンで刻むことにした。今日はあまりウッドの調子も良くなかったからだ。

きつい左足上りからのショットは、意識し過ぎてトップしてしまった。それでも、ピッチングでは狙える位置なので、これで、乗れば、ダボでおさまるはずだった。

ラフから上り110ヤード。フルショット120ヤードのピッチングでちょうど良い距離だ。しかし、放ったショットは、左に出てしまい、グリーンを外れ、バンカーに転がってしまった。

力んだこと、左足上りのラフということで、教科書通り、左に行ってしまった。「これで、ダボ」という取らぬ狸の皮算用も効いている。

しかし、バンカーは全くの想定外だった。しかも、行ってみると、砂場のように均していない場所にボールはあり、スタンスをとると、ボールは15cmほど上になった。さすがに、普段、爪先あがりのバンカーショットの練習はしていない。時々、左足下りや上りは練習するが、さすがに、これは不運だ。

結局、チョロチョロやって3打目にグリーンに乗った。

こうしてみると、失敗→ミラクルショット→ラフから→きつい左足上り→ラフと左足上り→不運→失敗でグリーンオンする。結局、負の連鎖は不運から始まったともいえる。このホールはなかなか、1度のピンチだけでは、切り抜けないという事かもしれない。

では、バンカーに入れたピッチングウェッジのショットは、改善できたのだろうか?答えはYES。この日、ピンは、奥目に切ってあったので、ピンまで打つのは、欲張りすぎだ。精々、グリーンセンター狙いだ。しかも、ピンまで、120ヤードなので、上り10ヤードは、見過ぎだ。上り傾斜だったが、ウェッジなどで高い弾道で打つし、極端な砲台グリーンでもない限り、精々5ヤードだ。

バンカーショットはどうだったのだろう?練習なら、失敗していない気がする。やはり、「もう、これ以上スコアを落としたくない」という意識が働いて、全くショットできていない。諦めた3打目のアプローチはそこそこだったので、メンタルだ。

ホームランを気にしたが、前回、バンカーでホームランしたのは、冬で砂の下が凍っていた時だ。そんな事を思い出すとは、負の連鎖は恐ろしい。

結論、ミスの後、スコアの挽回を考えすぎていたと思われる。もう少し、状況を考えて判断すれば、2打ぐらい取り戻せたかもしれない。

次回は、ミスの後、もう少し、じっくり考えるようにしてみよう!

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