この1カ月は、90前後でラウンドできている。ただ、ここ数年、冬の方がスコアが良い。私を含めて多くの人は、冬は体動かなくなるのか、着込む所為なのか、飛距離が落ちる。このため、大抵の人は、冬にスコアが悪くなるという。しかし、私の場合は、冬の方がよい。芝が枯れてラフでも普通に打てる冬は、ティーショットの不安定さが帳消しなる。ティーショットをミスしても、全くセカンドショットに影響がないからだ。さらに、その分、ティーショットにプレッシャーがかからないというメリットもある。
今年、新たに気づいたのは、夏は意外と体力が落ちることだ。連日、猛暑日が続くと運動ができない。事実、今年は、冬場に落ちたヘッドスピードが戻らない。もちろん、加齢もある。
というわけで、改めて、夏にスコアが伸び悩む原因を考えてみた。
- ティーショットでラフにいれて、次のショットで距離が出せない
- グリーン周りのラフでアプローチが寄せられない
- 暑さで集中が切れる
1は、なんといっても、ドライバーの精度だ。直近のラウンドでも、5ホールまでパープレイだったが、6ホール目のティーショットを曲げてから、おかしくなった。このラウンドのドライバー成功率は7/13だ。このうち、ダボ以上になったのが3回だ。しかも、トリプル2回だ。このうち1回でも回避できれば、スコアは確実に1打縮まる。まずは、ドライバーの再現性を高めないと、これ以上のスコアアップは望めない。
2は、ラフからのアプローチ練習で、ある程度修正できるだろうが、逆目や刈り残しなど、不運があり、効率は良くないかもしれない。プロでもラフからは苦労するのだから、アイアンの精度を高めたり、マネージメントを考えた方がよさそうだ。グリーンオンの自信がなければ、手前のフェアウェイやバンカーに逃げる選択肢がある。所詮、ボギープレーヤなのだから、パーを狙うより、ボギー狙いで攻略するべきだ。(冬は、芝が枯れているので、安全策をとる必要がない。逆に、バンカーは避けた方だ良いかもしれない。)ただし、最近の豪雨でバンカーがベアグラウンド化していることがあるので、初めてのコースなら、やはり、バンカーは避けるべきだろう。
3は、涼しいゴルフ場を探すしかない。氷嚢や昼食で少しはリフレッシュできるが、限界がある。
早速、「ドライバー 安定 トレーニング」で検索してみると、時々見るYouTubeチャンネル「90切りブンブンゴルフ」の”ドライバーが安定する最強の練習方法5選”が出てきた。
この動画を見て、私ができていない点に気が付いた。
- 腕と体の同調
- 手の先行を防ぐ
- リズムを決める
1はロングアイアンなどでは、時々できる。腕で振るより、体全体で振るイメージだ。また、煩悩ショットを防ぐ意味もある。よく絶好の位置からのセカンドショットは、力んで、打ふったり、トップしたりと、ミスショットになる。きれいに打つ事に集中すると、全身を使って打てる。
2は心当たり大ありだ。飛ばそうとすると、手だけ先に行ってヘッドが走らない。グリップが先行しヘッドが遅れ、フェースも開く。ヘッドが手を追い越す感じが必要だ。
3は安定には不可欠な感覚かもしれない。しかし、打ち気にはやっている時は、頭の中のテンポも速くなりそうだ。
ゴルフネットワークの高橋友希子レッスンプロはもっと、イメージ的なアプローチだ。リズム感とクォーターショットを勧めている。良くプロは8割ぐらいで打っているといわれるが、力むとやはり曲がるということだろう。しかし、ただでさえ、飛距離がないのに、スピードを抑えるには、煩悩との戦いが必要だ。そういえば、入院後、体力が回復する前のラウンドでは、力が入らないのに、ドライバーは良く飛び、安定した。