直近は、またまた不調のラウンドだった。3パットが5回。それも、1 m以下を4回も外す有様だ。原因を考えてみた。
距離が合わない
ラウンド前の練習グリーンでは、長い15mぐらいのパットも距離があっていた。しかし、最初のホールで、早速、長い上りのパットを打つ羽目になり、4 m以上もショートする。これが最初の3パットになる。
ここで、練習グリーンより、コースのグリーンは遅いと気がつけば良いのだが、なかなかそうはいかない。
続く2ホールもショートしたはずなのに、続くホールで、寄せワン2 mを決めて、もはやグリーンの速度に気が行かなくなってしまった。
やっと、後半の11番ホールで、「今日は遅い」と気付き12番では10m近くをしっかり寄せて入れられるようになった。
スコアカードに対策
今は、スコアカードにパットの距離だけを書いているが、これでは、ショートだったのかオーバーだったのかわからない。下り、上り、フック、スライスと距離、オーバーかショートかを記録しておく必要がありそうだ。
そここで、記号を決める。4方向の矢印と距離、ショートはS、オーバーはOを書くことにする。
例えば、下り5 m をオーバーすると「 ↓ 5 O」となるわけだ。横からフックで手前から曲ったなら、「↓← 5 S」という具合だ。
これで、3ホールぐらい回れば、「今日は、ショート気味だ」などと気がつくはずだ。まあ、グリーンキーパーがどのホールも同じようなコンディションにしてくれたらということになるが。
ショートパットを外す
6ヶ月ぐらいにもショーパットが入らなくなった。その時は、打てなくなってしまったのだが、今回は、しっかり打てているのに外している。
それは、難しい位置にボールを止めてしまったからだ。傾斜に対して、横からのパットは、気を遣う。もちろん上りのパットが一番入りやすいが、下りにつけても、横よりはマシである。
パットのマネージメント
つまり、横につけるぐらいなら、ショート気味にグリーンオンした方が、その後のパットが楽になる。グリーン周りから、アプローチでベタピンにつけたい願望はあるが、傾斜の横についてしまうと、1パットでは入らなくなってしまう可能性大だ。
傾斜の横からのアプローチなら、曲がることがわかっていても、少なめに読んで、カップの下側にボールが行くように考えるべきだろう。パットでも入らないのに、私の腕では、チップインはあり得ない。
また、最初のパットが傾斜の横からなら、1パットで決めようとせず、2パットで確実に入れることを考えなくてはいけない。入りそうな時は、攻めれば良いが、それでも、ショートはしたくない。ショートすれば、さらに、難しいパットが続くことになる。
少しオーバーするように打てれば、ボールはカップを通り過ぎて、下に転がり、上りのパットが残る。このパットは、キレ具合のわかっている上りのパットとなり、難易度は低くなる。
メンタル
ショートパットの失敗に、同伴者からは、「勿体無い!勿体無い!」と囃されるが、気にすることはない。プロでも入らない時は、入らないのである。去年の全米プロの中継を見ていたが、グリーンの傾斜、アンジュレーション、芝目で、50 cmぐらいでも入っていなかった。
まずいのは、慎重になりすぎて、ショートすることだ。カップに届かなければ、ボールは絶対に入らない。