今年も半年過ぎたが、100近くで低迷している。そこで、去年のベストスコアを分析してみた。去年の90切りは3回だ。今年のベストスコアはまだ90だ。
ベストスコア87のラウンド
印象としては、あまり良かった記憶がないが、集計してみると、87だったという顛末だ。ラウンドが終わるまで、前半のスコアすら数えていなかった。
前半は42で、ダボ以上がない。ティーショットは、最終ホールで曲げただけで、好調だった。パーは3つで、その内2つはパー3で、パーオンだった。もう一つは寄せワンのパーだ。最後がボギーなので、前半は普通という印象のラウンドだった。
しかし、後で見ると、ミスらしいミスは、最終ホールのティーショットだけだ。この時点で、パーオンできるところからセカンドショットが打てなくなったので、ボギー確実だった。
後半は、出入りが激しい。パーは前半より多い5つなのに、トリが一つ、ダボが3つもある。
乱れたのは、連続パーの後、ティーショットをバンカーに入れてからである。フェアウェイバンカーだったが、顎に近いので、5番で打つところを7番で打った。それでも、顎に当ててしまった。後から考えると、どうせグリーンに届かないので、ピッチングで十分だった。
この失敗を取り戻そうと、連続ミスする。結局、パターも3パットでトリとなった。このホールで、おかしくなった5番アイアンが原因で、次のホールとパー3でダボとなる。15番は、ドライバーショットを林に入れて、ダボ。
5番アイアンは前半好調だったので、全くメンタルと言える。ミスで不安が増すと、ティーショットも乱れ始める。
勝因と敗因
ラウンド後、「やっちまった!」と集計してみると87だったので驚いた。スコアを気にせず、各ホールに集中したのが、良い方に出た。
一方、ミスの後、取り戻そうと考えると、傷口を広げる結果になる。さらに、取り戻しに失敗すると、次のホールにも悪影響が出る。
前半の最終ホールでは、ティーショット失敗後、ボギーで上がることを選択して、上手くいった。「失敗1回は1打」と考えて、次のショットを普通に打つ事だけを考えるのがスコアをまとめるコツということになる。
88と89のラウンド
なんと、この2つのラウンドでは、ダボ以上が1回もない。パーも4、5個だが、いずれもダボは3つだけだ。ミスショットが全体的に少なく、ほとんどボギーで回る感じだ。この2回のラウンドも、調子が良いという印象はなかった。
89のラウンドでは、バンカーが8打と多い。88のラウンドでは、バンカー脱出に3打もかかっているホールがある。1回で出ていれば、86のベストスコアになっていたはずだ。
この頃、バンカーがホームランになり、少し苦手になっていた。原因は、スイングが速くなって、砂で跳ね返される量が増えた事だ。結局、トップ気味になり、ホームランしていた。ゆったりスイングする事で、直った。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」だ。
現時点ベスト、90のラウンド
改めて、このラウンドの記録を見ると、とにかく、ミスが目立つ。
しかし、前半はダボとトリが1個づつしかない。
トリは、3連続アプローチミスだ。セカンドが花道について、「寄せワンでパーだな」などと思ったら、ダフり連続に、チョロだ。ここも、メンタルと言える。
ダボは、得意の5番アイアンのセカンドショットを左に曲げて、林に入れた為だ。脱出に1打、寄せにもう1打使うとダボだ。連続パーの後のホールで、ティーショットを失敗した後で、取り戻そうとしたセカンドショットだった。
後半は、6ホールを4オーバーと、まずまずで切り抜けた後、ずっと登りのパー5でティーショットを天ぷらする。ここから、20ヤードほどのピッチングウェッジでの寄せが決まるまで、ほとんどミスショットばかりになる。
このホールを切り抜け、次のフェアウェイキープの難しいホールで見事フェアウェイにティーショットが決まると、5番アイアンを右へプッシュアウトして、林に入れてしまった。連続ダボだ。
後半は6打とバンカーも多い。前半は2打だった。ピン位置にも関係するが、ガードバンカーに入れるというのは、狙い過ぎかもしれない。
まとめ
結局、スコアが悪くなるのは、攻め過ぎるからだろう。
「このショットを決めて、パーだ!」と考えるのは間違いで、ナイスショットを打つ事だけを考えるべきだ。結果は、付いてくる。
「何故か?」 —- 力むからだ。何処かに力が入り、スイングがおかしくなる。練習場で、殆ど失敗がないドライバーのティーショットが、本番で乱れる原因でもある。
最近、フックやスライスに打ち分けられる様になってきたが、やるにしても、少しだけだ。強いフックやスライスはミスショットに繋がる。これも同じ理由だ。
また、ライが悪いところからのショットは、「うまく打てなくて当然」ぐらいに考えておくべきだ。これも同じ理由だろう。もちろん、打ち方は変えないとうまく打てない。距離が合わないなら番手を変えるなど対応して、打ち方に頼りすぎない様にすべきだ。渾身のショットはそうそう出ないし、プレッシャーも大きくなる。