藤田寛之の練習法(”アプローチ改善 その1”参照)は、最初の1週間で結果が出た感じがした。しかし、三日坊主で今は部屋の中で、2メートルぐらいのアプローチを練習している。
目標にしているのは、30cm角ほどのクッションだ。
やってみると大して難しくない。プレッシャーがかからない状態では、失敗しないのか、80%ぐらいは目標に当たる気がする。では、いったい失敗は何なのだろう?
室内のカーペットの床では、ダフリは生じない。滑ってうまく打ててしまう。練習場のマットも同様だ。練習場でうまく打てても、実際のラウンドでダふる人も多い。一番低いティーを使ってティアップした球を打つとよいというアドバイスが多い。
さて、問題はトップだ。室内の練習でも、トップは起きる。
不思議なことに、手首を固定して、8時から4時の振り幅で練習してもトップがでる。私は普段手首を使ってアプローチするので、このやり方は違和感があるが、本来、最も基本的と言われるやり方だ。もし、機械を使って再現すると、全く失敗が起きないだろう。しかも、支点を一ヶ所作って、振り子を作ればよいだけなので、機械の構造もシンプルだ。
しかし、人間がこれをやると、がちがちに固まってスイングすることになる。そもそも、支点を一ヶ所にするのさえ大変だ。手や腕だけでも、手首、肘、肩と軸がある。それぞれの軸は、1方向、自由度が1でなく、3方向に自由に動く。さらに、上体、腰や足の動きがある。たくさん動く個所を相互に協調させて、総合的に支点1か所の動き実現させている。結局、10回に1回ぐらいは、トップが出る。
以前、動画を撮ってみた。トップが出るのは、フェースのリーディングエッジがボールに当たっているのではない。(当たっていはいるが、原因ではない。”アプローチ備忘録”)トップした時も、ボールはフェースに当たっている。では、なぜ低い球が出るのか?
高い球が出るときは、ボールには、よくスピンがかかっている。つまり、クラブがボールの下を抜けていく感じ、つまり、ヘッドが最下点に到達する前に当たっている。わずかにダウンブローに打っているのだ。
逆にトップしているときは、ボールはあまり回転していない。つまり、ボールの上がる方向にフェースが動いている。最下点以降にクラブが上に動くときに、ボールが当たると、無回転の低い球が出るわけだ。打球の強さは、クラブが動く力が飛球方向と一致するからだろう。ダウンブローに打つ時は、クラブの動きと飛球方向が違うので、クラブの力の一部しか、打球の飛距離に関与しないわけだ。
プロは、アプローチでかなり大きなスイングしているが、ボールは柔らかく飛んで、スピンがかかっている。ゆっくりスイングしていることもあるが、しっかりダウンブローでインパクトしているからだろう。
肝は、ボールを打つ時は、クラブは下向きということだろう。これなら、ボールは右に合った方が、トップの失敗はなくなるだろう。左に置く場合も、ハンドファーストするなり、アッパーに打たないようにするべきだろう。
トップし出したら、ボール位置やハンドファーストを見直してみよう。
これで、トップはなくなりそうだが、ダウンブローに打つということは、ダフリの可能性は高くなる。ダフリは、コックを解く動作で起きることがよく説明されている。本来は、意識的にコックを解かず、クラブの自然な動きでスイングすべきなのだろう。
ダフリの防止として、以前の記事”アプローチのダフリ”に井上透コーチと、三觜プロの動画が出ている。
前者は、手首を動かさずに、下半身の動きでカバーする打ち方、後者は、クラブを引く動作を説明している。最近は練習場では、まあ、普通に打てるので、すっかり忘れている。
もう一度、ちょっとしたダフリやトップに注意して、原因をつぶしていこう!