腰は無罪?

前回の腰の動きに注意して、ラウンドしてみたが、やはり、ドライバーはほとんど当たらない。よく振り返ってみると、ティーショット自体がおかしいようだ。パー3のスコアが落ちている。パー5では、ドライバーを失敗して、グリーンが狙える位置まで、林やライの悪いところから、何度も打つので、すぐトリプルになる。

今回一緒にまわった、シングルの方によると、「力が入りすぎ」とのことだった。彼はボールに「63」と書いてあって、常に63%で打つことの注意だそうだ。

確かに、ゆっくり打てば当たるが、7番アイアンぐらいしか飛ばない。だからと言って、アイアンでティーショットしても失敗してしまう。

仕方なく、自撮りした動画を女子プロ下村真由美と比較してみた。

スイングが速い

撮影の機材も違うのだろうか?私のバックスイングは、画像編集ソフトで5.25なのに、女子プロは8.25もある。私の1.5倍も時間をかけている。

ダウンスイングも私よりも1.5倍ぐらい遅い。一方インパクトからフォローはほぼ同じだ。

つまり、プロは、ゆっくり加速して、私と同程度(多分私より速い)のヘッドスピードを得ていることになる。こらなら、正確にあたって、速いので、曲がらず飛ぶボールが打てるだろう。

ダウンスイングでの手の動き

だが、最も違いがあるのは、手の動きだ。

私は、トップ直後から、下半身が回り、上体も回り、腕も前にでている。手がボールの方へ向かって動いている。コックも急速にほどけて、いわゆるキャスト(釣りで遠投するような動き)している。まあ、下半身の回り方も、右腰が前に出て、左腰の動きがすくない。

一方、プロは、手はほぼ下に落ちていくイメージだ。もちろん実際は斜めに動いている。腰は回っているが、上体の捻転はキープされたままに見える。つまり、腰は回しながら、胸は後ろを向いたまま、手を下ろしている感じだ。左腰も大きく後ろにうごいている。私より腰は回転している。

結果、私はクラブヘッドが手より前側から降りるいわゆるアウトサイドからの軌道になるが、プロは、手の後ろ側にヘッドがあり、インサイドからボールに向かっている。

この動きは、肩が縦に回る前傾が深いスイングだと、よりやりやすい。多分、アイアンはこれができるのに、シャフトの長いドライバ―は、前傾が浅くなるのでやりにくいのだろう。

打とうとするから?

さて、上体が先に動いてしまうのは、何故起こるのだろう?「下半身を廻さなけば」という意識過剰だろうか?

手を腰の位置からスイングすれば、手が前に出ることはない。実際、バックスイングを小さくしている人も多くみかける。

どうやら、私は上体を使って打っているようだ。上体で回して、それに下半身がついてきているだけだ。一方プロは、下半身の力を主に使って飛ばすために、ほかの部分を動かしているようだ。子供のころから腕力だけでは振れない重いクラブをつかっているから、下半身で打つ事が身についているのだろう。

だとすると、重いクラブでスイング練習すると、身につくのか?軽い練習器具の悪影響か?

重くて硬いスリクソンの古いクラブを出してみるか。

手を下ろすには?

手を下ろすドリルを探してみたが、あまりピンとくるのが無かった。中には、「間をとれ」とか「クラブを手首でぐるぐる回して打つ練習」などもある。

再三参考にしている「ゴルフ超理論」(ISBN978-4-262-16345-1 池田書店、安藤 秀 著)では、トントンスイングというのを提唱している。バックスイングのトップから、腰や脚は動かさず、手だけを腰まで下ろし、また、トップまで上げる。これを2回ほど、トントンと繰り返し、3度目には、普通にスイングするというもだ。著者によると、腕を下ろす動作はなかなか意識的にやりにくいというのだ。通りで、ピンとくるドリルがないわけだ。

散々「下半身リード」のイメージを植え付けられていることもあるだろう。バックスイング後に腰を逆回転すれば、その上にある上体も逆回転し、腕は、何もしなければ、体の前でトップの高さで前に出る。ここから、アドレスの位置に戻すには手を引き込む、アウトサイドインの軌道になる。しかも、上から打ち込まないとボールに当てようがない。

バックスイングの時は、腰まで体の回転でクラブを上げて、そこから腕で持ち上げているのだから、ダウンスイングでは、まずは、腕を下ろさないと、同じ軌道を通らない。手を上げるイメージもないので、下げるイメージもないのだろう。さらに、前傾しているので、剣道の上段から振り下ろすイメージだと、前傾しているから、トップから後ろに手が行くはずだが、そんなこともない。

腕は、上に上がっているが、剣道のような振りかぶる感じではなく、胸と両腕でできた三角形が潰れて、手が挙がっている。上に振りかぶると、左肩が上に上がって、体が伸びがり、前傾も保てない。まして、このトップの位置からは、とてもボールに当たるようにクラブを回せる気がしない。

アドレスの状態から、まず、腰を回すことで、クラブは時計の8時ぐらいまで回る。そこから前傾した上体をねじり、左肩を入れて、9時ぐらいまで手は上がる。そこからプロは、前述の三角形をつぶして、左腕を胸に付けてクラブをあげている。私は、ここで腕を上げている。これが、スイングを難しくしている原因だろう。力めばもっと上に上げるだろうから、余計にタイミングが取れなくなる。

プロは、両肩を結んだ線より上に手が上がっていない。

試しに、思い切り振るつもりで、バックスイングしてみると、予想と反して、トップで腕が縮みこんでいた。左肘が曲がり、手と胸がくつきそうだ。どうやら、右腕に力が入り、右ひじが曲がるからだ。

思いっきり飛ばすときは、出来るだけ、手が遠くを回る意識が必要のようだ。右腕はバックスイングでは積極的に使ってはいけないのだろう。

今度こそ治るのか?

 

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