練習場では、ドライバーを使うと、どうも右に打ち出してしまう。スライスがかかる訳ではなく、右30度ぐらいに真っ直ぐ、良い当たりの球が出る。
一方、改善したスコアカードで、ここ数ラウンドのティーショットを眺めてみると、なんと、フックばっかりだ。
以前は、右に玉が出るのは、「スライス打ち=アウトサイドインにスイングしている」と判定されたが、最近では、当たった時にフェースが打ち出し方向を向いていると解析されている。
つまり、インサイドアウトで振れているが、ボールに当たる前に、フェースが戻りきっていない事になる。
これは、左に体が流れている可能性が高い。中心が左に動いているので、フェースが最下点に戻る前にボールに当たっているに違いない。ボールが高く上がらない事も腑に落ちる。
Zeppのスイングセンサーでは、体の動きがわからない。しかし、手の動きを見れば、何かわかりそうだ。早速、先日のスイングを見てみる。4番アイアンとドライバーを比較してみる。
ナンジャコリャ!
青が#4アイアンで、黒がドライバーだ。手の長さは、変わらないはずなので、2つのスイングは、ほぼ同じ、軌道を辿るはず。
バックスイングはほぼ同じなのに、ダウンスイングで、ドライバーは、外を回っている。
手打ちの証拠だ。あるいは、上体から打ちに行っているので、手がまず動いて、体から離れている。
アイアンでは、何も考えずに、手で打たないのに、ドライバーでは何故だろう。
数日前に、ギア猿を見たが、フィッティングプロの鹿又氏によると、ドライバーの選び方で、総重量が目安になると言っていた。
現在、使用中のXXIOナインは、なんと272グラムしかなく、エンジョイ派ゴルファー向けという事になる。
以前は、米国仕様のキャルウェイのDiablo Edgeで、重さは310gもあったので、軽すぎるのかもしれない。
しかも、ゼクシオのバランスはD4で、かなり、ヘッド側が重く感じる設定だ。キャロウェイもD4で、重くて、ヘッドが回しにくいドライバーだった事になる。購入当時は、よく飛んだが、ここ5年、体力の低下か、全く飛ばなくなっていた。
270gなら、重りをつけて調整する余裕がかなりある。グリップ近くに、10gも付ければ、バランスもD1の方へ近づけることができる。次回の練習が楽しみだ。
一方、練習場とは違い、ラウンドでは、フックばかりが出る。そんなアホな!早速、ググってみる。なんと、「ゴルフ フック プッシュアウト」で検索候補が出る。みんな悩んでる。よくあることらしい。
検索結果の最初の記事で、解説されていた。原因は、インサイドアウトがきつすぎることだ。スイング方向が右のまま、フェースが右向いたまま当たれば、プッシュ。プッシュを嫌って、フェースを返しすぎると、強いフックになる訳だ。最近、特に、右に出るので、インサイドアウトに振ろうとしている、必然という訳だ。
結局、「過ぎたるは及ばざるが如し」という事になる。やり過ぎると、おかしくなる。しかし、いつもちょうど良いところで打つのは、難しい。
次の練習の目標は、次の2つだ。
- ドライバーを下半身リードで打つ事
- バランス調整で変わるか確認