ここ数年悩んでいた、ドライバーショットが改善した。原因は、ドライバーそのものだった。
現在のドライバー
今まで使っていたスリクソンZ585は、それまで使っていたXXIO 9に代わって、久しぶりに新品をネット購入した。試し打ちはしていない。
購入の経緯は、XXIO 9に慣れ、嫁さんのお古からついに新品をと、いろいろ調べて選んだドライバーだった。これ以前は、キャロウェイのDIABOLOで、米国仕様ということもあり、315gもあった。体力低下で飛距離が落ちていた。しかし、さすがに軽いXXIOでは、うまく振れず、8gの重りをグリップのすぐ近くにつけて、やっと思うように振れるようになった。
しばらくすると、もっと重いクラブでも振れるはずと、300g前後のドライバーを探して、Z585に行き着いたのだが、標準の重り8gでは、どうも振り切れないようで、重りを外して鉛を貼って、調整していた。
しかし、どうも、振り切れない。最近は、手打ちが増え、右プッシュアウトがスライスになるなど、かなりひどい。ときどき、当たることもあるが、スコアを崩す原因にもなっている。
一代前に戻す
直近のラウンドで、ついに、Z585を見限って、もとに戻してみた。しばらく、振っていないドライバーなのに、XXIOは楽にふれた。やはり、軽いドライバーは振り切れるようだ。
Z585は規定ぎりぎりの460CCと大きなヘッドだが、XXIOの方は、だいぶん、薄く感じる。スイートスポットは小さくなったのに、この方が上手く当てられるというのは、皮肉なもんだ。
プッシュアウトは、減ったかというと、やはり、でる。今回も、右の池に入れてしまったし、スタートホールでも、OBぎりぎりだった。
しかし、プッシュアウトの原因は何となくわかってきたので、振り切れるドライバーなら、なんとかなりそうだ。
出球の方向
前回の記事にも書いたが、方向は、振り方で治せることが分かってきた。
左に出るのは、手や腕が先行しているときで、アウトサイドからクラブが入る。初心者の多くは、このスイング軌道でフェースが開き、スライスになる。私の場合は、うまくフェースが閉じ、左に飛んでいく、プッシュアウトの逆、プルだ。
手や腕が先行するというのは、下半身が動きが小さいということだ。左にOBがあるときなどに、左にボールが出ることがよくあるが、それである。怖がって、下半身が動かないで、飛ばそうと張り切ると、手が先行するわけだ。
逆に右に出るときは、下半身が先行する時だ。最近の私は、力むと、腰が回転しすぎて、手が置いてきぼりになる。グリップが先に行くので、ヘッドは遅れて、結果フェースが開いく。下半身リードで、インサイドからクラブが入るので、ボールは右にまっすぐ打ち出されて、プッシュアウトになる。
腕と下半身が上手く同調すると、まっすぐに、いい当たりが出る。ドライバーでは、力みすぎないと、ちょうどよさそうだ。8割程度の力感で、ちょうどだ。
教訓
- クラブは試打してから買うべし
- 調子のよかったクラブは取っておくべし
- 力んだショットでは、方向はでない
- 力みの原因は煩悩