早々に実戦投入した新ドライバー Z585 の結果は、ドライバーとしてはOKだった。しかし、この日は、パットが入らず、37パットでスコアは良く無かった。
ウェイト調整器具
Srixon Z585には、ウェイト(チューニングウェイト)がついていて、違う重さのウェイトに交換して、バランスを変えられる。(詳細はダンロップ社の「クイックチューンシステム」を参照してください。)
しかし、これをやるには、ウェイト交換用の専用ツール(四角のトルクレンチ)と自分に合ったウェイトが必要になる。新品なら、ツールはついているが、中古で買うと、ないことが多い。通販では、形状を合わせたものが1,000円程度で出回っている。ウェイトも1個1,320円ぐらいだが、合わせるのに、2〜3個必要になるだろう。
新品を買うなら、ショップで合わせてもらうのが良いかもしれない。ただ、重さが合っているかは、しばらく使ってからでないとわからないかもしれない。
ほぼ0円対応 – プロショップを使おう!
そこで、最もコスパの良い方法が、ゴルフ場のショップにレンチは借りてしまう方法だ。ウェイトを外すには、30秒もあれば、足りる。きちんとしたゴルフ場のプロショップは、多少の調整やグリップ・スパイク交換できる工房があるので、大抵のメーカーの調整ツールを持っている。
ウェイトを外した後は、鉛を貼って、調整する。これなら、好きな様に調整できるし、重さが決まったところで、正式なウェイトを購入する手もある。
結局、私は、純正8gを外して、5gほどの重りを追加した。全重量は計算では 298 g ほどとなっているはずだ。それでも、現在のドライバーより 10 g以上は重い。
重くなったドライバーの効果
さて、重くなったドライバーは、どうかと言うと、左右のばらつきがなくなった。
重いせいか、左引っ掛けの手打ちが1打も無かった。また、右プッシュアウトも出なかった。
打球はやや右(10度)にでて、軽くドローする。ほぼ、毎回この打球なので、マネージメントもしやすい。ただ、この日は、まだ、左引っ掛けを警戒していたので、右ラフが多かった。もう少し、右に出る角度が少なくなれば、コース右の木や枝が全く心配なくなる。少し、インサイドから振り過ぎているので、重さのおかげで、これも直ればと、取らぬ狸の皮算用だ。
飛距離は、少し(10ヤード)短くなっているが、満振りがなくなったので、力感の割りに距離が伸びている感じがする。安心感が出てくれば、もっと、触れるだろう。
まとめ
- ドライバーの打ちやすさは重量によるところが大きい – 記事:適性クラブ重量
- 重くするには、市販されている鉛を貼れば良いが、貼り方でバランスが変わる
- バランスを変えずに貼っても、シャフトのしなり方が変わる
- かなり重くするなら、シャフトを変更するべき
最近のクラブは、工具一本ですぐにシャフト交換できる様になっているが、古いモデルでは、シャフト交換の敷居は高い。いっそ、買い替えということになる。
面白いことに、XXIO-9のヘッド重量は 197 gで、Z585の 198 gと大して変わらない。ギア猿でQPさんが言っていたが、どうやら、各メーカー 460 cc のヘッドはこの重さが最適としている様だ。今回は、マイナス 3 gの調整をしたので、重くしたつもりで、ヘッドは軽くなっている。クラブの重量に大きく影響を与えるのは、鉛を貼らないなら、シャフトとグリップということになる。
純正品以外のグリップと交換するときは、重さにも注意が必要だ。
ドライバーが良くなるとフェアウェイウッドもとなるなあ〜。