今日も、Zepp 2 ゴルフスイングアナライザーを着けて、練習したが、どうもうまくない。一時は、80点台で、残り改善する項目は、テンポぐらいと思っていたが、冬場はどうも良くない。
左足で蹴る
今週の課題は、左足で蹴って、体を回旋することだったが、一所懸命、下半身を動かしているつもりでも、数値は良くならない。
手でクラブを持ち上げない
まずは、バックスイングの角度が大きくならない。手首の力を抜いてみるがダメである。家に帰ってから、ハタと気がついた。手が後ろに回り込むのを防ぐために、トップの位置を体の正面で、高い位置を意識していたのである。自然に、右手で、腕を押し上げているので、手首が固定される様だ。
2017年 11月ごろの調子の良い時のスイングを見ると、なんと、手の高さは、今より、上がっていない。しかし、クラブはずっと後ろまで、回っている。やはり手首を固定していないからだ。
上体を捻じる
肩は、顔を固定するとあまり回らない。最後のひとねじりでは、左目の左端にボールを見る感じで、トップを迎える。
トップでシャフトがクロス
さらに、左足のことは、すっかり忘れ、今度は、トップのクロスが気になってきた。トップで、クラブヘッドが、飛球線方向より右を向くことである。以前は、なかったのだが、いつの間にか、癖がついている。トップでシャフトが、右を向いているので、当然、アドレスの位置に戻すのには時間がかかり、打つ頃には、開いて当たり、スライスの原因とされている。
どうも、バックスイングで、フェースを開いてはいけないと、閉じたままあげる癖がつき、それが、そのままトップになっている様だ。実際は、フェースを開いたのを閉じる様にして打つので、トップで閉じていると、一旦開いて、また閉じることになる。
また、バックスイングのスタートも手でシャフトを持ち上げている気がする。以前は、下半身が動くのに合わせて、両腕がまわり、前傾しているので、シャフトが上がっていく感じであったが、テンポを早くしようとすると、どうしても、手であげてしまう。早くするのは、下半身の回転でなければならない。
Zeppのヘッドの軌道を見ていると、さらに、別のことが気になる。バックスイングとダウンスイングで円弧の大きさが同じである。一見良さそうだが、ダウスイングでは、手首で、クラブをたたんでいるので、プロは、小さく回っている。円弧が大きければ、大きなエネルギーがいるので、回転速度は出せない。スタートでは背骨の軸の周りで小さくなって、スピードがついたら、遠心力を稼ぐために、手やクラブを伸ばすのがゴルフスイングである。
上体は遅らせる
手を解くタイミングを少しだけ、意識して、遅らせてみると、体の回旋とタイミングが合ってきた。あとで、手の軌跡を見てみると、打った後で、極端に回旋している様である。バックスイングとダウンスイングでは、円弧上に移動していた腕がインパクト後に急に上がっている。これでは、本末転倒である。左足で踏み込んで、体を回してインパクトを迎えるべきなのに、インパクトしてから、回していては、辻褄合わせに過ぎない。Zeppでインパクト時の腰の角度を確認するとなんとたったの6度である。
まとめ
今日の反省点をまとめた。
- バックスイングでは腕でシャフトを持ち上げない=体の回転でシャフトをあげる
- フェースを開きながらバックスイングしないと、トップでクロスする
- 手でシャフトを動かして、スピードを稼がない。体自体を早く回す。
- ダウスイングの開始後、すぐに手を解かない。=手首は脱力して、力を入れて操作しない。
- ダウンスイングでは左足で地面を押して(左足を伸ばし、左腰を左後ろに押す)、体を背骨の軸周りで回転させる。
- 顔を固定すると、肩が回らない。トップでは、左目の左端でボールを見る感じ。