東京が38年ぶりの最低気温を更新した次の日、茨城にやってきた。朝は、−9度である。スキーかスケートの気温である。
案の定、調子は良くない。Zeppスイングアナライザーでチェックすると、73スイングで、平均76点とかなり悪い。最初は、74点以下の落第点である。特に悪いのは、バックスイングで、220度がやっとである。プロは270度で、アマチュアは230~250度と言われている。バックスインが小さければ、ヘッドスピードも落ち、飛距離も落ちると言われている。
寒いからか、一生懸命、回しているつもりで、全く改善しない。実は、回すというより、腕の振り幅の問題なので、振り上げないと、改善しない。
この日、もう一つ悪いのは、テンポである。悪い時でも4台だったのが、今日は、7や6が出る。相当、ゆっくり、バックスイングしている。ゆっくり、バックスイングすると、私の場合、バックスイング中に色々考え、さらに、力むので良いことは無い。
また、ダウンスイングでの腰の角度も10度以下で、下半身が回転していないのがはっきりわかる。バックスイングでは回していても、戻り切っていない。つまり、下半身から、動いていない証拠である。
寒い日には、悪いところが顕著に出るようで、参考には、なった。
改善点は、
- バックスイングの振り幅
- 下半身リード
である。
下半身リードを意識するため、バックスイングの開始で脚を意識してみた。クラブの後ろに、重い座布団があり、それを押しながら、バックスイングする感じである。このまま、脚に意識があると、私の場合は、下半身から、ダウンスイングを開始できるようだ。
この日もう一つの収穫は、コックを最後まで解かないと、球が高く上がるという発見である。ただし、無理にコックを維持するとえらいことになる。手首の力を抜いて、グリップエンドから落とすようなスイングをすると、最後に、ヘッドにスピードが着く感じである。「ヘッドが走る」という感覚だろう。残念ながら、習得はできなかったので、まだまだ、練習は必要である。