アイアン飛距離ダウンの犯人見つかる

経緯

次期アイアン選びで迷走した。ざっとまとめると以下のような経緯だ。

  1. 去年の秋ごろから、アイアンの飛距離が落ちる
  2. 気温上昇と共に、飛距離が戻る – 通説:冬場は飛距離が落ちる
  3. 病気療養+風邪で体力を落としたことが原因とおもわれるが、また飛距離ダウン
  4. 年齢も高くなったので、体力に合う軽めのアイアンを検討する
  5. 中空アイアンがよさそうだが、軽いシャフトで、値ごろ感のあるモデルが試打できない
  6. 店舗の試打で、軽すぎるアイアンは振れないことが判明。現在の最適は-10g(5番で390g台)
  7. 中空アイアンのアウトレット品を見つけ購入するも、-30gは2番手落ちのヘッドスピードしか出ない。ただし、ボールスピードは出るし、ミスショットにも強い印象
  8. グースとストレイトのヘッド形状違いに気が付き、打ち方の所為という、疑惑

ボール位置変更

先日、この疑惑を確認するためボール位置を変えてラウンドした。

ウッド系が最近上手くなってきたが、それは、ダウンブローで打たなくなったことを意味する。以前は、ドライバーも含めアイアン以外のクラブでは球が上がらなかった。アイアン同様、打ち込んでしまい、苦手だった。

しかし、ここ数年は、水平に払えるようになり、ウッド系がよく当たるようになってきた。それと同時に、アイアンが右にでたり、スライスするようになってきた。特に、ロングアイアンが顕著で、プッシュアウトからスライスになってきた。

よく考えると、ウッド系のスイングに引っ張られ、以前より最下点が手前になり、すくい気味になっていると思われる。ウッドに慣れてきたので、左に重心が行きすぎなくなったということだろう。

そこで、ボールを1個分から半分程度右に置いて、今のスイングでも、ダウンブローに打てるようにして、ラウンドしてみた。

結果は、良好だ。スコアは86で、そのコースでのベストだ。といっても、最もスコアに貢献したのはパットで、なんと25パットだった。前半は3パット1回で、その後4連続1パット、後半はチップイン1回、ワンパット5回だ。もちろん、運もよかった。林に入った球がフェアウェイに戻ったり、上からの寄せでショートして、カラーにボールが残ったが、下りがきつく、そこからパットして、2打目がタップの距離につけられたなどだ。また、バンカーショットも切れて、バンカーセービングが3回あった。

アイアンは飛距離が回復し、方向性もよかった。4つのパー3でワンオン3回だ。1回はスライス打ちを試みて失敗したが、普通に打てばワンオンできただろう。グリーンは、そう柔らかくもなかったが、ボールはよく止まっていた。ミドルアインなら、ボールマークから2,3ヤードしかボールが離れていなかった。

アイアン選び教訓

ヘッドスピードはクラブの重さ、バランスで変わる。自分に合った、重さとバランスを見つけるべきだ。それには、フィッティングをやるのが一番。また、PINGは、シャフトの選択肢が多く、自分に合った組み合わせを見つけられる可能性が高いと感じた。

また、いつアイアンが合わなくなるか、わからないので、普段から試打でいろいろなクラブを打っておくのがよさそうだ。

ヘッドのネック形状については、今まで、それ程、気にしていなかったが、今回、形状で打ち方が変わるのに驚いた。

グースネックは、リーディングエッジがシャフト先端から後方にずれている度合いが大きい。ハンドファーストに構えると、自然とボール位置が右になる。

ストレートネックは、ボールがどの位置でも、あまり、視覚的な影響を受けないが、その分、打ち方に合わせて、ボール位置を決めてやる必要がありそうだ。

その他

初心者には、初心者モデルがよいかというと、一概にもそうとは言えない。初心者モデルは、どこに当たってもうまく飛ぶので、スイングがよくならないとも言われる。これから、長く本格的にやっていくつもりなら、ほんの少し難しめモデル(標準モデル)の方が上達する可能性が高いだろうと思う。

また、振ってみた時の心地よさは大切で、最初の一振りの感覚はかなりあったている。クラブ選びの時は、人気やかっこよさで決めず、相性もよく検討してほしい。

我々年配ゴルファーは、きっと、初心者モデルを選べば、ミスショットでの失敗度合いを軽減でき、スコアアップにつなげられるかもしれない。体力は落ちる一方なので、見栄よりスコアをとるべきだろう。

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