一ヶ月ほど悩んだ、アイアン買い替えは、延期となった。
理由は、価格が一番大きいかもしれない。今のセットは5番からPwまでの6本4万円台で、追加の4番をあわせても6万以内だったが、最新の5本セットは12万以上する。
候補復習
どうも、アイアンの飛距離が落ちてきたので、軽めのクラブに変えようというのが、この騒動の発端だ。
中空アイアン
最初に、興味が出たのは、2021年ぐらいから始まったちょっとした中空アイアンブームだ。私が最初に気づいたのは、PINGだ。もちろん、ロングアイアンとして、ウッドやユーティリティのかわりとして、以前から、中空アイアンはでていたが、PINGは、ミドルアイアンにも適用をはじめた。
中空は、ショートアイアンでは効果が薄いのか、各社の中空アイアンセットの8番以降は、普通にキャビティアイアンだ。つまり、最近の6番からのセットなら6と7が中空で残りの3本はキャビティアイアンだ。中空アイアンのセットといいながら、過半数はキャビティアイアンだ。
最初に目を付けたのは本間のTR21Xだった。このモデルは、発表がコロナの時期と重なり、セールス的には失敗となってしまった。試打クラブを探したが、販売数も少ないのか、付近の中古店に在庫はなかった。仕方なく、本間のサイトで、アウトレットを見つけて、1本を入手し、試打してみた。
結果は、セット購入決断に至らなかった。今のアイアンより20g軽くなり、私はヘッドスピードを上げられない。一方、ボールスピードは上がっていた。さすが、中空アイアンだ。感触として、ミスヒットがなかった。ボールスピードや方向性はやはり改善されるようだ。
本間以外のメーカーでは、中空アインモデルとして重めのシャフト(いまより10g以上増の90~100g)を設定して、上級者を狙っているようだ。価格帯も上だ。私の選択肢には入らなかった。
最新モデル
本間の試打を探しているうちに、勧められたのはPINGの最新モデルg430だ。シャフトを今より10g軽くすると、ヘッドスピードもボールスピードも伸びた。
ただ、目新しさは無く、価格も新モデルで高いので、躊躇した。ねらい目としては、次期モデルが発表される今年の11月頃をねらって、型落ちアウトレットをねらうしかない。
中空以外に視野を広げると、キャロウェイとテイラーメイドも入ってきた。
キャロウェイはAI設計のフェースでいかにもよさそうだ。難点はやはり高めで、型落ちでも値段が落ちにくい。
一方、今も使っているテイラーメイドは、PARADYM Ai Smokeほどの目新しさはない。重量を軽くするだけ、十分でないかと考えた。最新は3月にでたばかりのQiアイアンだ。ひとつ前のStelthアイアンは、アウトレットで安売りしている。
例によって、試打を探すがゼビオ系では見つからなかった。みんな、エイヤで買ってるだろうか?
まあ、最新モデルはレンタルができるので、試せるとおもっていだが、GOLF5に行ってみると、なんと中古ステルスが4セット(3モデル)も並んでいる。もちろん、試打ができる。
GOLF5では、最新も扱っているので、Qiとステルスを打ち比べてみた。
ステルスは今のより10gほど軽いであろう、MT85のメタルシャフトを試打した。PINGでは振り切れる感じだったが、やはり、軽いと感じた。バランスの問題かもしれない。ヘッドスピードはいまより低めで、球はばらついた。
Qiは今より10gほど軽いNS820をのシャフトを選んだ。こちらも、やはり軽く感じて、ヘッドスピードはでなかった。ただし、左右前後のばらつきがなく、驚いた。
これじゃ、今のアイアンでは、太刀打ちできない感じがした。問題は値段だ。朗報としては、テイラーメイドは毎年新モデルを出すので、次期モデルが発表になる今年の冬には、型落ちが出るかもしれない。
まとめ
- クラブの買い替えには、試打が絶対必要。しかし、モデルが古くなると簡単にできない
- 日ごろから最新クラブ試打会などには、行って情報収集が必要
- ラウンドを一緒にする人のクラブも積極的にためしてみよう
- 型落ちはかなりお得
- 最新はやはり進化している