パターが入らない!

ラウンドにも行けず、感染症流行の終息を待っていたが、一向に、その気配は、ない。運動不足で、体も、なまり、クラブの振り方も忘れてしまった。

仕方がないので、2週間ほどサボった、パターの練習を始めた。

ところが、パター練習マット「藤田マット」でも、10球連続で入るぐらい調子が上がっていたのに、10球連続外すぐらい、調子が悪い。

そこで、マットをやめて、「パットチェッカー」をやってみた。こちらも、最初はうまく、転がせないが、少し慣れると、レールを外さずに、打てるようになった。こちらは、どちらかというと、ショートパット向きの練習かもしれない。

気を取り直して、「藤田マット」に戻るが、なかなか入らない。以前、傾いていることに気がついたので、紙を底に挟んで、調整したが、どうも曲がっているような気がして仕方がない。

そこで、古いカーテンレールにボールを乗せて、マットの白線に沿って転がしてみると、何と、そもそも、平たい部分でも、かなり、床が傾いていることがわかった。

家の板の間は、吸音材が入っていて、表面がかなり波打っている。パターぐらいでは、影響がないかと思ったが、「藤田マット」は、穴が、ボールの1.5倍しかないので、少しの傾きでも、入らなくなる。

さらに、ボールが戻るように、穴は台の上にある。穴に入ると、重力で、傾斜を転がって戻ってくるようになっている。良く見ると、この台の部分が、マットの部分と一直線になっていない。しかも、一度、正確に直しても、ボールが穴に入ると、ボールが落ちる衝撃で、少し、台の向きが変わる。

普通の練習器なら、ここまで、敏感でも無いのだろうが、「藤田マット」は、設置場所を選ぶ。結局、壁に台の側面をつけて、動かないように設置することで、このズレを解消することができた。また、壁沿いは、より平面に近いようで、吸音材のうねりも感じられなかった。

カーテンレールでのテストでも、白線の上をボールが真っ直ぐ転がって、穴に入るようになった。

練習を再開してみると、普通に、入れることができる。まだ、10連続が出ないが、以前程度の感覚は戻っている。というより、練習器と設置場所に騙されただけだったということになる。

パター練習マットは設置場所に気をつけないと、本末転倒になるという教訓でした。

 

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