やっちまった

前回のラウンドは、いいところがなく、48、48の平凡なスコアとなった。アイアンが飛ばず、方向も出ない日は、スコアはまとまらない。

ダボペースの54

リベンジを目指した、直近ラウンドは、前半43とまずまずだったが、後半は54のダボペースで轟沈だ。

敗因は、突如のドライバ―不調だ。後半3ホール目、ドライバーを使うホールの2ホール目でチョロが復活!ここは、セカンドショットの3Wがまずまずのあたりで、何とかしのいだが、次のホールでテンプラのフックがでて、見事OB。暫定球はチョロ。今度も3Wで距離を稼ぐが、3パットして+4の8と万事休す。次のパー5では、ドライバーでダウンブローに打って、距離が出ない。ここも、3Wでにげて、なんとかボギー。その次のホールで、ドライバーが上がるよになったが、17番でプッシュアウトでロスト。無理をしたショットを右崖に落とし。ここでも+4をやってしまった。

失敗から学ぶ

まあ、スコアは時の運だが、最近分かってきたのは、打ちだしの方向と、腕と体の同調だ。

力むと右

以前は、力むとフック球がでていたが、最近は、力むと右プッシュアウトになる。

右に打ちだすのは、フェースが右を向いて球に当たった時だ。

問題は、これを、どう直すかだ。当然、フェースを早く返せばよいのだが、手首を返そうとしても、全く、フェースは閉じない。グリップという可能性はない。すでに、十分なフックグリップにしている。ボールに当たる前に、もっと回転していればよい=もっと早く下半身を回すと、普通に考えるが、逆に、フェースはもっと開いて、スライスが出始める。「側屈を意識して、体が起きないように」とも思ったが、これもだめだった。フェースが戻らないと、側屈は意味がない。

効いたのは、大きなバックスイングだ。手首の力を抜いて、オーバースイング気味に大きくバックスイングをすると、トップで、フェースは大きく開いて、インパクトで十分に戻る。私の場合、戻り代がないと、フェースが戻らないようだ。

過ぎたるは猶及ばざるが如し

また、ハンドファーストのインパクトは、やりすぎると、フェースが開く。手ばかり先行しても、クラブが着いてこないのだ。インパクト自体はハンドファーストでも、しっかり、振りぬけるスイングをしないと、球は右に出る。フェースが返らない形に打つのはロブショットの時ぐらいだろう。

腕と体の同期

もう一つの注意点は、腕と体の同期だ。飛ばそうと、力むと最近は腰が先に回って、上体も回り、体が開いてフェースが返らない。フェースは開いたままになり、右へ飛ぶ。

一方、左足上がりなど、腰が回せない状況では、腕が先行して、アウトイン軌道で左に飛んでいく。

真直ぐに飛ばすには、腕と腰の回転が同期しないといけない。やってみると、力んだ状態では、出来ないことが分かる。特にドライバ―など、質量は大きくないのに、長いために慣性モーメントの大きいクラブは、なかなか、早く回せない。力んでも体だけが回って、グリップばかり先行して、ヘッドが着いてこないのだ。ヘッドが着いてくる、最大速度で、体を回さないと、フェースが開いて当たることになる。

上手い人はドライバーショットの力感がないのに、はるかに飛ぶ。私を含めて、素人は力感のあるスイングの割に距離が出ない。これは、効率よく体を使っているかの違いだろう。男子プロのスイングは、満振りにみるが、あれで、100%でないはずだ。

高いトップ

一方、ドライバ―でチーピンを防ぎ、高さのある球を打つには、私の場合、トップの高さをとることが必要だった。

距離を出そうなどと思うと、つい、腰が回って、右プッシュアウトが出る。これを嫌うと、浅いバックスイングで、フェースが戻るようにしてしまうが、ゴルフは、大抵、直観と正解は逆だ。フェースを戻すには、深い高いバックスイングが必要だ。浅くて、低いバックスイングはチーピンや、ダウンブローを誘発する。

皆さんも、治らない癖は逆をやってみては?

まとめ

    • 打球方向を決めるのは、腕と体の同調
      • 下半身先行 体が開いて右へ
      • 腕先行 アウトイン軌道で左へ
    • フックとスライスは振りぬき具合
      • ハンドファーストのままなら、最悪スライスも
      • 振りぬき過ぎるとフック
    • 長いクラブでは、トップでフェースが十分に開いていないと、インパクトでフェースが閉じない
      • 大きなバックスイング
    • ドライバ―で高い球を打つには、アッパースイングをするより、トップを高くとる
      • アッパースイングに慣れていない私はスイングのバランスが崩れ、スライスの素となる

 

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