修正法を見つけたと思っていたアイアンはさらに症状が悪化して、ついに、シャンクが出るようになった。
いずれも、「ここぞ」というところである。力みが関係しているのは、間違いない。信じたくは無かったが、シャフトとヘッドの接合部分に、クッキリとボールの打痕がついていたので、間違いないシャンクだ。打ち気が先に出て、ボールに近づいてしまった為だ。
この日は、連続パースタートで、「ついに、ハーフ40切り?」などと、思った途端、ダボが続いてしまった。
敗因は、アイアンの乱れだが、ドライバーショットもそれまでとは、変わってしまった。今まで、プッシュアウト気味なので、左を向いて、ショットしていたが、この日は、全て、フック球だ。ただ、ドローのような、飛ぶ玉ではなく、距離が出ず、左に曲がる球だ。その為、2打目でグリーンの方向に打てないことが多く、スコアはよくならなかった。
さらに、ピンの位置がグリーンエッジに近く、どうしても、アプローチで失敗してしまう。追い討ちをかけて、グリーンも早く、上や横につくと、3パット必至だった。
アイアンはシャンクの他、スライスも多かった。良い当たりで、高い球筋なのに、球速が落ち始めると、右に曲がり出す。
シャンクが出たことで、ボールに近づいていることが原因かもしれない。ボールがいつもより、近ければ、如何してもインサイドに振ってしまう。手前に引いて当たれば、スライス回転になりそうだ。
スイングの打ち出しを変えようと思っていたが、ボールの位置も変えないと、ボールに当たらなくなるわけだ。
なんとか原因を見つけようと、Zeppの古いデータを見ていると、バックスイングが小さくなっていることがわかった。以前は、オーバースイング気味で、シャフトクロスになるほど、クラブを引き揚げていたが、今は、少し手前で、切り返している。捻転が少なくなっているのだ。この所為で、手打ち気味になっているのかもしれない。
また、手の振りは遅くなっている。今までは、手で振っていたのが、力が抜けて、振らなくなったのだが、やはり、ヘッドスピードは落ちるようだ。
しかし、無理してひねると、スイングのバランスが崩れるので、やはり、早いバックスイングで、勢いをつけて、スイングを大きくするのが良いのかもしれない。
次回は修正できるやら?