飛距離が落ちる

風で飛距離が落ちた?

先日、練習前の練習場でボールがやけに飛ばないことに気がついた。いつも、7番アイアンなら、165ヤードを目安にしている。ティーアップするともっと飛ぶこともある。しかし、その日は、150ヤードの旗まで全く届かない。ちなみに、ドライバーも200ヤードがやっとだ。その日は、風が強かったので、風のせいとして、ラウンドしたが、アイアンの距離が合わないので、100越えしてしまった。

打ち方が変わった?

次のラウンドでは、鳥籠練習場しかなく、その日の飛距離が分からなかった。Zeppのセンサーでも、特に、ヘッドスピードが落ちていることもなかったので、何も気にせずラウンドに臨んだ。しかし、最初のドライバーショットは、ヘッドの下側のエッジにあたり、ライナーとなった。セカンドショットはまずまずで、なんとか、パーオン狙いのアイアンショットにこぎつけた。ところが、朝イチで飛距離がでないと考えて、1番手大きなクラブで狙ったのに、ガードバンカーにすら届かず、大幅ショートだ。しかも、打感はよく、ナイスオンだと思ったのに、20ヤードはショートした感じだ。

寒くなると、飛距離が落ちるとよく言われる。プロは、防寒着を気にする。一枚着ると5ヤードぐらい変わるというのだ。一方、寒さで、体が硬くなるという説が一般的だ。キャディさんによると、朝は空気が重くなり、飛距離が落ちるという。気温が下がって、湿度が上がるからというのだ。

以前も、ピッチングウェッジだけ、飛距離が落ちる事はあったが、全クラブ飛距離が落ちるのは、初めてだ。

ドライバーが当たる

この日、あたりが良かったのは、ドライバーだ。フェースの下側に当たっているので、ティーアップを 2 cm 高くして、ヘッドの上にボールが出る高さまであげた。いつもは、こんなにティーを上げたら、達磨落としになるのに、この日は、ボールがフェースの真ん中にあたり、方向も良かった。いつもは右プッシュアウトかヒッカケなのに、ほぼ、狙い通りの方向に打てていた。

アッパーに打っている?

ドライバーと同様、アイアンもアッパーに打っているので、上に飛んで、飛距離を損しているのか?

今までの課題だった、左腰を十分後ろに突き出す、動きはできている感じがした。いつもより、フィニッシュが決まったからだ。クラブはよく振り抜けた感じがした。よくゴルフスイングは、二重振り子に例えられるが、手が最下点で止まり、その手を新しい視点にして、シャフトが周り、ヘッドが手を追い越していく感じがした。今までは、アイアンショットのハンドファーストの感じで、ダウンブローに打つので、低い球しか出なかった。悪いとテンプラだ。しかし、この日は、高いドライバーショットが打てた。

アイアンが良くないと良いスコアは出ない

ドライバーはこの打ち方が良い様だが、この日は、アイアンショットの距離が出ない。仲間は、アイアンがよく飛ぶと褒めてくれるが、本人は、ドライバーが安定しないので、せめて、安定してくれと思っていた。しかし、いざ、ドライバーだけ安定してみると、スコアはよくならないことに、気がついた。

今まで、パーオンできるホールが、アイアンが飛ばないことで、パーオンできなくなるからだ。400ヤードぐらいの設定なら、ドライバーが200ヤードほど飛べば、なんとか、アイアンで狙えた。また、パー3でもアイアンの調子が良くないと、ワンオンできない。

原因を探る

Zeppで、調子の良かった8月のスイングと当日のスイングを比べてみると、フォロースイングが違っていた。(水色が当日、黒が8月)当日のスイングプレーン自体、少し立っているが、目立つのはフォローだ。頭より前にクラブがあり、背中側に来ていない。

当然、手の位置も違う。よく見ると、インパクト後、真上に動いている。インパクト後は腰が止まった様だ。事実、インパクト時の腰の角度は、当日は20度と半分ぐらいしかない。

この日は、左腰が回って、手が振り切れている感じがしたのだが、実際は、腰は止まって、手で打っている様だ。

もっと見比べてみたが、ヘッドスピードも当日の方が早く、打点も左で、ハンドファーストも当日の方がよくできている感じだ。速度も角度も良いのに、飛距離が出ていないとなると、当たりどころが悪かったのだろうか?しかし、打感は良くても、飛距離が出ていなかった。

あおり打ちで、ボールが高く上がり、飛距離が出ていないと思っていたが、原因は違う様だ。

インパクト時の腰の角度を調べてみると、8月は30度ぐらいであるのに、当日は一番良いデータが20度と感覚とは異なり、腰が少しも回っていなかったことになる。逆に、バックスイング時の腰の角度は、当日は40度以上なのに、8月は30度台だった。

バックスイングを大きくしようと、頑張り過ぎて、ダウンスイング以降が小さくなってしまったのだろうか?

昨冬もずっと調子が上がらなかったが、距離が出ていなかったためかもしれない。

原因がわからないと、また、厳しい冬を迎えることになりそうだ。

 

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