52度のウェッジが打てない

52度のウェッジの調子が悪い。そもそも、うまく打てていたのかも怪しくなってきた。

使用しているのは、クリーブランドのRTX-3 ブレード でバウンスは11度の標準タイプだ。アイアンセットを買い替えた時に、セットに付いてきたロフト45度のピッチングウェッジとそれまでサンドとして使っていた58度のウェッジの間を埋めるために買ったウェッジだ。

もっとも、当時は、58度のウェッジで、100ヤード以内のアプローチを全て、カバーしていた。もちろん、バンカーショットもこれ一本だ。

しかし、58度もロフトがあると、球を上げるアプローチしか打てない。しかも、花道や、フェアウェイだと、ボール手前の地面をダフることが多かった。

そこで、52度のウェッジでのアプローチ、特に、ランニングアプローチを打てる様に練習を始めた。その顛末は、アプローチ上達法に詳しく書いている。今、読み直すと、全く、忘れている。

「手を使わない」は、毎回、気がつくことだが、中々実践できない。クラブを手で加速させてしまうと、軌道が安定せず、トップやダフリが出る。

これをなくすには、一定の振り幅で、重力でヘッドが落ちるリズムで打つ必要がある。また、手は使わなくても、下半身は使って、腕を振る必要があるが、下半身だけを使うと、腕がついて来ず、クラブが、一定の軌跡をたどらない。適度に、しっかり、軌道を確保しないと、シャンクにも出る。

発泡スチロールのボールを使って室内で練習してみたり、打ちっぱなし鳥籠練習場でも、アプローチの練習をしたが、全く効果が出ていない。

失敗したショットを思い出してみた。

  1. フルショット – 100ヤードぐらい飛ぶはずだが、思っ切りダフる。
  2. 左足上がり – シャンクが多いが、トップもある。
  3. 絶好の場所(手前に障害物がなく、ライもよく、距離50ヤードほど)- シャンク

逆に難しいアプローチは、失敗の記憶がない。できなくて当たり前なので、印象に残らないのかもしれない。ということは、メンタルの問題かもしれない。ルーチンを作って、機械的に打つのが良いのかもしれない。

今は、何度か、ボールの近くの似た条件の場所で素振りして、距離のイメージを出し、打っている。パターなら、これで、上手くいっているが、52度には当てはまらない。

改めて、どう打っているか、アドレスしてみると、異様である。シャフトとグリップの境目ギリギリに短く持つので、グリップエンドがお腹に当たる。そのため、アドレス時には、グリップエンドは左脇に抜く様にしている。これで、ハンドファーストに打つとなると、相当、体を回すか、手を左にしないといけない。

ティーチングプロの動画などをみていると、普通にアドレスしている。どうやら、根本的におかしいのかもしれない。

下の動画は、手に力を入れない為のアプローチのドリルを紹介している。クラブは、包むだけで、親指を使って握らない。この状態で、打てないと、正しく打っていないそうだ。基本的には、手だけでなく、やはり、体で打つということの様だ。

最初から練習のやり直しだ。

 

 

One Reply to “52度のウェッジが打てない”

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