直前のラウンドは、ドライバーの不調で散々だった。それでも、アプローチが良くなり、90台で、収まる様になった。なんとかダボで踏みとどまった。
何が起きている?
後半、スタートホールで左ひっかけの後、右プッシュアウトが始まったと思っていたが、スコアカードを見直してみると、既に6番ホールでドライバーの右プッシュが始まっていた。
スタートでは、ドローボールが出て、飛距離もあり、フェアウェイキープもできていた。思い出してみると、練習場では、右プッシュアウトしか出ていなかった。
今日もひどいラウンドになりそうだと緊張気味でラウンドをスタートすると、3ホール連続ボギーだった。ボギープレーヤーの私としては、まずまずだ。
「これはいける」と思って臨んだ次の4番ホールで5番アイアンがプッシュアウトしている。これが、本当の不調の始まりだった様だ。
右プッシュアウトの原因
右プッシュアウトは、ボールが右に出てそのまま飛んでいく。その後、さらに右に曲がりスライスしたり、左に戻ったりする。私の場合は、ドライバーでは、左に戻るのだが、右への角度が大きいので、張り出した木に当たったり、右の崖に捕まったりと、狭いコースでは、トラブルになる。アイアンでは、ストレートがほとんどだ。
右へ打ち出すのは、フェースがインパクトで右を向いているからだ。
では、その原因は?ググってみると、すぐに、わかる。
インサイドアウト軌道
内側(右後ろ)からクラブが出て、外(左前)へ抜けていくのが、インサイドアウトだ。(右利きの場合)ドローボールが出る軌道でもある。ところが、その軌道とフェースが直角のままインパクトを迎えると、ボールは軌道方向に真っ直ぐ飛んでいく。本来は、フェースがもう少し閉じて(左を向いて)、狙った方向に飛び出し、フックのスピンがかかる。
しかし、ドローボールを打つ為に、インサイドアウトに振っているので、これが、原因というより、クラブフェースが戻らないことが、プッシュの原因だ。
シャフトクロス
トップで、ヘッドが頭を通り越し、シャフトが目標より右を向く状態がシャフトクロスだ。「良くない」と言われるスイングだ。
私も、画像やZeppでクラブの挙動を見ていいると、トップでクロスになっている。
以前は、それほどでもなかったが、最近ひどくなった。原因は、バックスイングの最初に、クラブを極力操作しない様にしたためだ。スイングの最初に体の回転に伴い、クラブが、背骨を中心に右に引き込まれるからだ。右に、引かれたところからクラブを上げると、トップでは、クラブが右を向いてしまう。クラブプレーンは、狙った方向より右を向く。
もっと、外にテイクバックする意識する様にして、良くなってきた。
ラウンド中のデータは取っていないので、わからないが、どうやら、テイクバックがおかしくなっていると思われる。
テイクバックで、フェースを全く返さない(開かないと)と、トップでは、クロスになってしまう。一見、フェースを開かない方が、フェースは閉じて入る様に思えるが、逆になるわけだ。
右に出るので、フェースを開かない様にと意識すると、余計に、右に出やすくなるわけだ。
ゴルフのあるあるに、「ダメなら逆をやれ」があるが、これも、その一つだろう。右にボールを行かせたくなければ、右に振り抜くフック軌道で打たなければならないが、なかなか、そうは行かない。
アドレス
YouTubeの三觜喜一MITSUHASHI TVを見ていると、なんでもアドレスが悪い気がしてくるが、それは、スイングができている人の場合だろう。私の場合は、アイアンは打てている気がするが、たまたまであって、弱点が余計に出るシャフトの長いドライバーでは、全くダメになるといくとだろう。
とは言え、思い出してみると、前傾する時に、足の付け根で曲げていなかった様に思う。体が起きやすいのは、その所為かもしれない。
とは言え、ほんの少しのことで、調子は、変わるので、アドレスやグリップだけでも、毎回、同じにできる様にしたいものだ。