改めて4スタンス理論?

病院通いで、待合室の暇つぶしの為、古いゴルフ教本を読み返している。

読み返した、もう一つの理由は、TV番組「ゴルフ侍」を見たからだ。その日の出場者は、70歳越え、ドライバー飛距離230ヤードをキープする為、ウォーキングを欠かさないそうだ。230ヤードとは随分現実的な数値だ。シングルプレーヤーは自分を過大評価したりしないようだ。驚いたのは、スコアだ。25歳で始めて、1年で100切り、2年で90切り、3年で70台だそうだ。しかも、月3回ペースだったというから、やはり、潜在能力はあるのだろう。野球をやっていたというのも、ゴルフあるあるだ。私はといえば、今年で、35年ぐらいになるだろうけれど、70台はまだない。もう少し、真剣にやらないとシングルに成れそうにないと痛烈に感じた。

さて、読み返したのは「GOLF ボディーターンの新・セオリー」 (ISBN 4-471-14224-0 発行:高橋書店 著者:金谷多一郎 金谷光一郎)だ。

私の最近のドライバーショットは、手を先に振って下半身リードのイメージはない。ただ、「下半身リード」のイメージそのものが十人十色で怪しい。以前に或るティーチングプロに習った時には、「先に下半身を回転させて、それから上体を振る」と理解した。実際にこの通りやると、おかしなことになる。下半身を回転させると、腰より上にある上体も一緒に回って、胸が右を向いた、いわゆる開いた状態でインパクトするようになり、プッシュアウトが始まった。今になって分かったのは、上体を脱力した状態、極端に言うと下半身だけを回転させて打つのが正しい下半身リードのようだ。リードは主体という意味だ。でんでん太鼓は、軸を回して太鼓を打つのが、それと同じ原理だ。手はぶらぶらで、下半身を回して、それに上体とクラブが付いてくるイメージだ。

このイメージをもって、この教本を読み返すと、理解が進む。以前は、全くイメージがつかめなかった。教本を読むのにも、ある程度、経験がいるということだ。当初は、とりあえず、書いてある通り、真似したものだが、当然良い結果にはならなかった。

さて、この教本は、”バックスイング開始で、左足で蹴り、ダウンスイングでは、右足で蹴る”とある。ここで、以前記事にした4スタンス理論を思い出した。

ところが、改めてタイプ診断(ゴルフの4スタンス理論についてタイプ別に徹底解説)してみると、明らかに、私はAタイプだ。どうやら、経年で変わるようだ。しかも、以前はB1だったのに、今回はA2のパラレルタイプだ。確かに、グリップもパームグリップよりフィンガーの方がしっくりくるようになった。

こうなると、回転で打つ下半身リードのスイングが向いていることになる。鶏が先か卵が先か?スイングは、一生同じでないらしい。

最近見た下の動画にもヒントがあった。やはり、下半身リードとは下半身主体で体を回して(ただし、足や腰の動きは左右交互に前後させるイメージ)それに脱力した上半身がついて動くいく感じだ。

さてはて、これで、スイングは完成するのだろうか?クラブの買い替えは不要か?

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