このところ、スコアはまあまあだが、さらに上に行くには、やはり、ドライバーの飛距離がでないとダメだと、実感した。ホームコースのパー4は、ティーからグリーンエッジまで400ヤード越えが多い。実感200ヤード程度のドライバ―の飛距離では、ピンまでの残りが200ヤード以上になる。アイアンは使えないので、ウッドで打つ事になるが、とても、グリーンを狙えるほど、方向性がでない。こうなると、ほぼ、ボギー確実となるから、80台を出し続けるのは、かなり難しい。もちろん、アプローチを磨いて、寄せワン百発百中を目指すのも有りだが、やはり、バーディの可能性を増やすためにパーオンを増やすしかない。どうしても、距離が欲しくなる。9番アイアンの2倍の飛距離がドライバ―で出せないと、何か問題があると言われているが、私もその一人だ。ストロングロフトだから、Pwのフルショットとしても、40ヤードは足りない。何がいけないのだろう?
アッパーに打つ?
最近は3Wでも球が上がるようになってきたが、ドライバーでは、打球は低い。「ドライバ―はアッパーブローに打て」とあちこちで言われているので、そうすると、スライスがひどくなり、使い物にならない。では、適正打ちだし角は、どんな感じなのだろう?
ティーの高さは良いのか?
私のドライバーのティーアップは一般的なボール半分がクラブの上に出るくらいだ。一時期、高くして、うまくいったが、その後、テンプラがでて、おかしくなったのでやめた。ボール位置は、以前は、左足の更に左だったが、今は、中心から10cmぐらい左にしている。
ゴルフ総合研究所の記事によると、”DUNLOPのカタログ掲載のデータから、一般ゴルファーはH/S(ヘッドスピード)が38~43m/sぐらい”ということだ。さらに、同じ記事によると、打ちだし角は13~16度になる。ドライバ―のロフト11度とすると、2~5度打ち上げることになる。3度とすると、最下点からどのくらい上に上がるのだろう。tan(3°)=0.0524程、1m先で5cmだ。
ヘッドの底面から、フェースの中心まで25mmぐらいで、ボールの直径は42mm。地面に平行に打つには、4mmティーアップすればよいことになる。つまり、最下点にボールを置くなら、ヘッドを地面にこすらない為に5mm余裕を取ると、9mmぐらいティアップすれば、良いことになる。
一般的な左足かかとの前は、最下点(体の中心)から左300mmぐらいにありそうだ。ここに、ボールを置くと、前述のtanの値から、15mm さらに、ボールが中心に当たる為の9mmを加えて、24mmぐらいのティーアップになる。なるほど、よく言われるティーアップして、ボール半分がヘッドの上に出るくらいになる。
但し、これは、最下点から、直線的にクラブが3度アッパーに移動する場合だ。実際は、背骨を軸にした円運動であるはずだ。さらに、スイングプレーンは傾いていて、肩、手首、肘の関節もあるので、計算が面倒なので、地面から、肩までの高さで代用してみる。私の場合、約130cmほどで、tanをかけると、68mmとなる。最下点から、68mm先で、3度フェースが上を向くことになる。これは、最近のティーアップの方に近そうだ。
TV中継などでみると、男子プロはほとんど真ん中にボールを置いている人が多いようにおもえる。日本の女子プロでも、左足のかかとまで、左にボールを置いていないようにみえる。
結論としては、何が良いのかわからない。
3W好調の原因は何か?
不調のドライバ―で考えても、埒が明かないので、3w好調の原因を考えてみた。
まずは、振り切れることだ。ドライバ―は、予想しないタイミングで、インパクトを迎え、妙な力がかかり、不発でおわる。ところが、3Wは、気持ちよく当たり、ボールをはじき返している。
今までは、どうも、アイアンの様に地面に打ち込んでいたのが、ボールに当たる時点で、底面が地面と平行になっているようだ。ロフトは15度ぐらいあるので、これで、十分飛距離がでることになるようだ。
同じ打ち方をすれば、ドライバーでも11度ぐらいにうてる?これは、練習場で、ティーを低くして、やってみるしかない。
3Wは、ドライバーより、5cmはシャフトが短いので、慣性モーメントは格段に小さい。物理的に振り回しやすい。ドライバ―もできるだけ短く持って、振ってみるのも手かもしれない。
シャフトの硬さ?
最後に気になるのがシャフトの硬さだ。ドライバーは、一人前にSRなどを使っているが、もっと、柔らかい方が、ヘッドが上を向くはずだ。3Wは、XXIOの古いモデルなので、かなり、柔らかい。アイアンはスチールシャフトを使っているが、ウッドは柔らかい方が向いているのかもしれない。
これを確かめるには、以前のXXIOに戻してみるしかない。確かに、軽いXXIOはH/Sが出るのだがが、振り回してしまい、安定しなかった。おもりを付け足して、検証するか?