ゆるゆるスイング考察

ゆるゆるスイングでスコアアップ

先月、退院後に38度以上の熱を出したあと、ラウンドした。体力が回復せず、力を抜いたスイングしかできなかった。しかし、ドライバーは、方向性が安定した。同伴者は距離も出ていたと言っていたが、距離は最盛期には達していないと思う。フェアウェイをキープするので、最長不倒距離を更新することになったのだろう。当然、スコアはよく、85であがった。

それ以来このスイングを”ゆるゆるスイング”と呼んでいる。

ゆるゆるスイングのやり方

このスイングは、ただ脱力しているわけではなく、飛ばすための必須といわれる「ボディーターンのスイング」で行う下半身リードもやらない。

バックスイングしたら、まず、腕を下ろすイメージでスイングを開始する。自然に腕を下ろして、体の正面で、ボールを打つ感覚だ。下半身は、腕の動きに合わせて、自然に回転させる。下半身から始動でなく、腕から始動するイメージだ。

一連の動きに、力をいれるところはない。「よし!飛ばすぞ!」と意気込んではできないスイングだ。事実、「パー5だから距離を稼ごう」などと考えると、失敗する。インパクト直前で力んだりすると、引掛けをやってしまう。

力が抜けるので、軌道が安定して、方向性がでるのだろう。

ゆるゆるスイングの発端

実は、このスイング、数年前にキャディーさんから忠告されて、一度、経験している。そのラウンドでは、同伴者全員のティーショットの調子が悪く、全員ダボペース。あきれたキャディーさんが「もっと、リラックスして。距離は気にしないで。」と声をかけてくれた。全員あきらめきっていたので、藁をもつかむ体で、リラックスしたスイングをすると、ナイスショットになった。その後、そのスイングを継続していないが、時々思い出していた。

というのも、練習場では、普通に打てるので、つい、力感のあるスイングでラウンドしてしまう。しかし、ラウンドではティーショットの失敗が多い。

ゆるゆるスイングのヘッドスピードは?

最近は、2ラウンドに1度は、ゆるゆるスイングで回るが、飛距離は、あの85を出したラウンド以来、出ていないように感じる。手の力がぬけていないので、ブレーキをかけているのかもしれない。

私の最近のヘッドスピードは41m/sが最高だ。どうあがいても、これ以上あがらない。人生最高は45だったが、体力の衰えか、全く、どうにもならない。計測器つきの練習場で測ってみると、満身の力をこめたスイングもゆるゆるスイングも40前後で大きな差はなかった。

先日、前のパーティがショットを終えコースが開くのを待ちながら、片手で素振りをしていた。力を抜くのに丁度良いと思ったからだ。

左手でも右手でもスイングスピードには大して差がなかった。片手なので力んだスイングはできない。つまり、片手スイングで出せるヘッドスピードがたぶん両手で出せる最高速だろう。

レッスン番組や動画などでは、少しのアドバイスで、被験者がヘッドスピードをアップさせているが、実際は、そうはいかない。

このスイングでスピードをあげるには、何か、一工夫が必要だろう。いったい何なのだろう?

 

 

 

 

 

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