ゴルフの醍醐味の一つは豪快なドライバーショットを打って、スッキリすることである。しかし、これがなかなかうまくいかない。キャディーさんに聞くと、女性の方が圧倒的に、フェアウェイキープ率が高いそうだ。飛距離がないということもあるとは思うが、最近、飛距離の落ちてきた、私には、どう見ても、方向安定性の問題と思える。左右に45度では、どこのホールだろうが、150ヤードも打てば、林やトラブルになる。
なぜ、男性のドライバーショットは安定しないかといえば、飛ばしてやろうと力んでいるからであろう。そんなことを考えながら、いろいろ検索すると、「男性はドライバーが苦手で女性はアイアンが苦手な理由」という記事が出てきた。あの車のホンダのホームページだ。ゴルフ行く人は、車を持っているという関連だろうか?そういえば、PGAでもホンダクラシックというホンダがスポンサーをしている試合がある。
さて、この記事にも、「力み」のことが書いてあった。特にグリップは強く握ると、手が返らないで、方向が乱れるとある。ヘッドの重みに自然に任せて、振ることを勧めている。
早速やってみると、まっすぐに、しかも、意外に飛ぶ。力を抜くと、手がヘッドスピードにブレーキをかけないのだ。しかし、ちょと飛び始めると、また力が入り、元に戻ってしまう。これはかなり、練習が必要だ。力を入れるのは、簡単にできるが、運動中に力を抜くというのは、あまりない。アーチェリーや射撃では、撃つ時、狙いが狂うので、力を入れないという。そもそも、「飛ばそう!」という考えより、パターの様に、1点を狙って、打てということだろうか?
ドライバーショットで、上体からスイングが始まる、筆者のクセも、力みが原因だ。さらに、学生時代にやっていた、バドミントンも影響しているかもしれない。バドミントンのラケットは非常に軽く、腕と手だけで振り回す。無理な姿勢からも打つので、下半身からパワーをもらうことはあまりない。下半身の主な仕事は、落下地点に、いかに、早く移動するかにある。同じ、ラケットを使う球技でもテニスなどは、シャトルよりはるかに重いテニスボールを打つので、踏み込んで打つ。野球をやっていた人は、総じて、ゴルフが上手いのも、下半身の使い方に慣れている為かもしれない。
スクールで習ったのは、一度、力んで、それから、力を抜くというものだ。思いっきり力を入れると、その後は、力が抜けるものである。一時、バックスイングを足、腕に力を入れて行っていたことがある。意外にうまくいっていた。難点は、バックスイングがゆっくりになり、いろいろ考えてしまい、失敗することである。
畑岡奈紗プロは、ショットの前に、よく、ジャンプして、リラックスをしている。
素振りで全身に力を入れて、やってみよう!結果は、改めて、報告します。