先日、使用中のドライバーの総重量がずいぶん軽い事に気がつき、重さを変えてみる事にした。
ただ、練習場に行ってみると、重りを持ってくるのを忘れていた事に気づいた。そこで、マーカー用に持っていた、外国のコイン数枚を手袋の甲側に入れて、重さを調整した。
クラブのバランスをあまり変えないのなら、重心位置に重りをつけるのが良いが、バランスもD4と、現在使っているクラブは、ヘッドが重めだ。この様な時は、グリップの近くに重りを貼る。手袋にコインを入れたのは、簡易式である。
さて、振ってみると、右に出るのが直った。不思議なものだ。ひっかけも少なくなる。どうやら、トップの位置がクラブが重い事で、ばらけない様だ。
軽いものは、力をかけると、どこへでも動かせるが、重いものは、一旦、運動してしまうと、慣性が働いて、妙な方向に動かなくなるのだろうか?
この日、練習で、もう一つ驚いたのは、トップの位置が9時ぐらいでも、ヘッドスピードが変わらない事だ。一生懸命、持ち上げているが、意味が無かった事になる。画像で見ると、本人は、9時ぐらいのつもりでも、10時ぐらいには上がっている。今までのは、オーバースイングという事になる。
また、トップが9時という事もあり、それほど力めない。50%ぐらいの力感で打つのに、今までと同じ、ヘッドスピードだ。しかも、方向が安定する。
肩まで、クラブを上げるのは、百年早いのか?
家に戻って、ググってみると、「左右にばらける原因」として、バックスイング時のフェースについて書かれている記事を見つけた。(記事「今回の成果「右へ左へ不安定なショットの原因は単純!」)
この記事によると、バックスイングで、フェースを開いてしまうと、インパクトで戻せなくなったり、それを気にして、戻しすぎりするというのである。
クラブが9時の位置では、まだ、フェースは下を向いている。これを実現するには、クラブを手で上げずに、肩を回してあげる事で、フェース面が、キープできるというのだ。
以前、ティーチングプロに教わっていたのに、すっかり忘れている。
前回の練習で、下半身でスタートして、なるべく大きな弧を描く様にバックスイングすると、調子がよくなる事に気が付いたが、同じ原理だ。
テイクバックの初期は、手首を使わず、肩を回し、腕と胸でできた三角形をキープする事で、クラブが自然に上がるイメージという事になる。手首は、なるべく使わないのが良さそうだ。
さてはて、次回は、安定するだろうか?