ドライバーショットでZepp評価91点に急回復

正月の後、体調を崩し、久々の練習場だ。よく考えると今年初だ!

まずは、ピッチングウェッジ。トップ気味だ。練習場マットをドンと打つ音がなく、ボールが直接フェースに当たっている。「カッ」という感じの音だ。左に突っ込みすぎかもしれない。しかし、Zeppで数字を確認すると、いつものように90点近くが出ている。中々だ。

7番、4番アイアンと打つが、調子が良い。スプーンも打つが、打てる。いつもは、どっスライスや、ダフリが出るのだが、当たっている。Zeppの評価でも90点が出た。

ドライバーに移ると、好調が続く。ドライバーでの最高点91が出た。今日の目標は、ハンドプレーンを寝かし過ぎないように、インパクトで手が上がらないように、することだった。Zeppの指標ではハンドプレーンは5度までで、この時は、4度に収まっている。他の数字も全て良い。クラブヘッドは、バックスイングとダウンスイングでほぼ一致している。手の速度は、インパクト時に最高に達している。その所為か、ヘッドスピードが44m/sも出ている。これも、最高かもしれない。ただ、ハンドスピード8kmはアメリカ人女性の平均なので、もう少し、欲しいところだ。

さて、何を修正したか、整理してみた。

まずは、スタンスというかアドレスだ。

この日は、散髪に行き、待ち時間に読む本を持っていた。2〜3年前に、飛行機の待ち時間で読むように買った「岡本綾子のすぐにチェックしたい!ゴルフの急所」(ISBN 978-4-532-26193-1)だ。日経新聞の連載をまとめたものかと思ったら、岡本綾子がゴルフ殿堂入りした時に、東京スポーツ、中京スポーツ、大阪スポーツ、九州スポーツで連載したものをまとめたものだそうだ。どこから読んでも、良いので、時間つぶしには最適だ。

一度読んだはずなのに、まずは、精神面の話に興味が湧いた。大阪なおみの全豪オープンの決勝戦を見た後でもあり、改めて、精神面の話は参考になる。岡本綾子は、滝で修行したり、座禅組んだりしていたことが書かれていて、驚いた。私の場合、集中しても、考えられる全ての場合、特に最悪の状況を思い浮かべてしまうが、プロは、やるべき事だけをイメージするそうだ。悪いライからは、脱出を確実に行うために、的確なスイングに集中するのに対して、私は、ナイスリカバリーを夢見て、打てもしないショットを目指してしてまう。捕らぬ狸の皮算用だ。こないだも、バンカーの壁に完全に埋まったボールを出せると思って、脱出に6打打ってしまった。プロは、あれこれ考えず、すぐに決断して、すぐ打つそうだ。

さて、スイングの話に戻すと、岡本綾子など、最初はパーシモンのウッドだから、スイング理論が古くて合わないなどと思っていたが、全くそんなことはなかった。基本は変わらないようだ。また、年齢や体重の増加などに合わせて、適宜変えていたことも書かれていた。

基本ということで、アドレスやグリップの話があった。「体の正面で、腕を上げた状態で、グリップして、腰から曲げていき、クラブヘッドを地面に下ろし、ボールとの距離を合わせる」というのだ。これは、以前、ティーチングプロから聞いた方法と同じだ。しかし、最近は、全くやっていない。

この日の練習は、これを復活させたのである。ボールとの距離や、前傾、ハンドダウンの量がわからなくなってきたからだ。特に、シャフトが長くなるウッドとドライバーで、気をつけた。これで、アドレスすると、前傾は少し強めになった。左写真の通りだ。撮影の向きが違うが、青は、ボールに近ずいて一時復調した時のスタンス。黄色は、以前のスタンスだ。以前より、ハンドダウンは、大きくなっている。ボールとの距離は遠くなり、前傾は少し増えている。

他に気をつけたのは、トップでの手首の折り方だ。手の平側に曲げるようにしている。岡本綾子の本では、始終変えないようにとある。甲側に折る癖が着いてしまっているので、これは、矯正するしかない。これがしっかりできるときは、右のプッシュやスライスはなくなる。方向が安定する。

さらに、今日の目標でもある「インパクトで手を上げない」である。これも、どうやら、ナイスショットの結果、そうなるようであり、無理に、手を近づけようとするのは本末転倒のようだ。トップの後、腕を下ろして、胸と腕(=クラブ)を同調させるイメージが良さそうだ。私は、「手打ちするな」が染み付いてしまい、腕が動かなくなっている。岡本綾子の感覚は、どこかでスイングが止まっていることはないので、腕を止めることも無いそうだ。

何球か、腕を使おうとしてみたが、うまくいかないので、なるべく、バックスイングを速くすることにした。トップになった時に、勢いよく、ダウンスイングに入れるかと思ったのだ。バックスイングとダウンスイングの比がZeppで表示されるが、私の場合、いつも4近くなってしまう。バックスイングが遅い。アイアンでは、3の前半だが、シャフトが長くなると、ゆっくりになっていた。この日は、アイアン並みになった。

動画でハーフダウンの画像をチェックしてみた。手の位置は、まだまだだ。黄色が2ヶ月前に、振り切れていた時だ。赤は、私とほぼ同じ体格の女子プロ、下村真由美だ。

プロは、上体のひねりをまだ解いていない。今回の手の位置は、以前とあまり変わらないが、下半身がより回り、上体の戻りは少なくなっている。もう一息というところだ。プロの形が、下半身先行のイメージなのだろうが、今は意識しすぎて、動きがバラバラになっているので、あまり意識していない。

最後に、トップの位置だ。高めを意識したが、バックスイングを速くすると、自然にできるようだ。

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