図らずも体力激減
昨年から調子の悪かった泌尿器系は、結局、膀胱癌だった。1週間の入院で、患部は削除され、手術後1ヶ月後からは、再発防止の治療を受けている。退院後は、頻尿で、外出がままならない。また、切除しているので、特に腹筋に力がかかる強い運動は控えることになり、体力は落ちた。さらに、泣きっ面に蜂で、妻から風邪がうつった。結婚してから、一度もうつったことがないので、まったく警戒していなかったが、3日遅れで、38度越えの熱がでた。40年以上前、大学生のころにかかったインフルエンザ以来の高熱だ。のどが痛く、水も飲めず、体重は1週間で3kgへった。
力まないとドライバーは飛ぶ!
この状態で、退院後、最初のラウンドにでた。練習場で、PWを打ってみると、いつもより、50ヤードも飛んでいる。いつもより、一つ先の距離看板まで飛ぶ。クラブを間違えたのかと思ったが、間違いなかった。他のクラブもよく飛んだ。しばらく、打っていると、距離はいつもの通りに戻り、さらに、当たらなくなってきた。最後は、ひどいシャンクがでるようになった。
ラウンドに出てみると、ドライバーは、そこそこ当たり、方向もでた。ところが、アイアンは、全く、当たらず、当然、スコアはまとまらなかった。
今年の2月に今年の最小スコアを出した時と、ドライバーの扱いが似ていると感じた。この時は、力まず、無理にクラブを振らなかった。丁寧にダウンスイングして、体の正面にクラブが戻ってから、加速するイメージだ。ダウンスイングで、上体が動かず、うまく打てた。
2度目のラウンドでは、この「振らないこと」を意識して、ドライバーショットが安定し、前半は41だった。後半は少し、打ち気にはやり、46だったが、今年2番目のスコアだ。この日は、アイアンを打つ機会は、さほど多くなく、失敗も多くなかった。やはり、ドライバーショットは、力んでも飛ばないようだ。
飛ばなくなったらクラブを変える?
同じコースを回っているので、50代前半が、一番ドライバーの飛距離があったことがわかる。このころは、思いっきり振り回していた。その後、五十肩をやり、体力も落ち、全くドライバーが当たらなくなった。結局、300g越えのクラブから、280g代のクラブに変え、少し、当たるようになった。現在は、重りを貼って、292gまで重量を増やしている。硬さも、SRから柔らかめのRシャフトにしている。
打ち方は、熟練度や、体力で変わる。結局、クラブが合わなくなる。打ち方を変えるか、クラブを変えるかだ。
アイアンは重症
3度目のラウンドでも、ドライバーショットは安定していた。しかし、アイアンショットが不調だった。特に、ティーショットでフェアウェイキープしている時に、ミスショットが多かった。さらに、上がり3ホールで連続多たたきだ。前半は+9、後半は+7だ。
つまり、力んで会心のショットを打とうとすると、乱れるわけだ。
アイアンは2017年のモデルで、#5で403gある。スチールシャフトで硬さもSだ。やはり、体力不足なのかもしれない。
ラウンド後、練習場で、スイングを復習した。何も考えずに打つと、シャンクが飛び出した。私のシャンクは、ダフッて、フェースが開き、ボールは、右に飛び出し、スライスしていく。
色々、試す中で、インサイドからヘッドを出すと、ボールにまともに当たるようになった。それでも、練習場のマットをかなり叩いているようだ。ティーアップすると、スイートスポットを外してしまう。ダウンブローに打つと、当たるようになったが、もう少し試行錯誤が必要かもしれない。
次のアイアンは?
そろそろ、次のアイアンを考えなければ、ならないかもしれない。しかし、値段はずいぶん上がっている。セットの本数も減っているのに15万もする。また、2極化が激しい。スチールシャフトは今のアイアンと変わらずで、重く、カーボンシャフトは50gも軽くなる。また、大抵は、バランスがC9など、D2より、かなり、ヘッド側が軽い設定だ。
シャフトが軽いのに、バランスがC側にずれるのは、不思議だ。
とにかく、カーボンシャフトで、バランスがD2ぐらいを探すのは、大変そうだ。どこかにないものか?本間のTR21Xあたりが気になる。