ゆるゆるスイングが上手くいかなくなった。
ゆるゆるスイングは、手術で入院した後、体力が完全に回復しないなかのラウンドで編み出した打法だ。筋力が回復していなかったので、力は抜けていた。バックスイングも以前のように捻転することなく、手を上げて下ろすといったスイングになった。腰もあまり回転できなかった。しかし、ドライバーショットの方向は安定して、飛距離も出ていた。
つまり、普段は力ばかり入れて、方向も飛距離も出ていなかったことになる。よく、プロは8割ぐらいの力感でショットしているというが、それは、方向性を出すためだと思っていた。しかし、余分な力がぬけて、より飛ぶようだ。
しかし、2か月ほどして筋力が戻ると、力を抜くのは難しくなる。このところ、腕の力がぬけても、下半身が先行してしまい、どっスライスがでる。タイミングが合わない。どうしても、打ちにいって、体が左に動く。結果、ダウンブローに打つ事が多く、テンプラもでる。
少し球に当たると、つい力が入り、引っ掛け、どフックもでる。右も左もでると、スコアは安定しない。
そんなか、打ち方を変えた。ポイントは3つだ。
- アドレスでヘッドを宙で構える
- ボールは今までより右。ほぼ体の中心にセット
- 少しアッパーに打つ事を意識する
打ちに行く感覚を逆手にとって、実際に打ちに行くようにスイングすることにしたのだ。よく、ドライバーはスイングの途中にたまたまボールがあるように打つなどと言われるが、人間どうしても、打ちに行くものだ。打ちに行くので、どうしてもボールの方、左に動いてしまう。
打ちに行くのに、ボールが右にあれば、体が左に動くことはない。
ただ、これだけだと、あまり球が上がらないので、すこしアッパー目に打つようにしている。アドレスを宙で構えているので、少しあおり気味になっても打ふることはない。
結果は、なんと、安定してボールを打てるようになった。ラウンドの途中、9ホール目で打ち方を変えたのだが、その後は、ボールをしっかり当てられるようになった。スコアは、51から41に10打減った。
打ち方を変えてからのドライバーのフェアウェイキープは、6 / 8だった。75%なら、十分80第キープができそうだ。
さて、どのくらいスコアを維持できるか?