フェースを意識するだけで変わる
ドライバーの右プッシュアウトと左引っ掛けを直すために、フェース面を意識するようになった。
具体的には、少しアウトサイドから打つようにする事で、フェース面が閉じてインパクトするようになった。
直近の結果では、13回のドライバーショットで、失敗は1回だった。
ちょっと意識するだけで、プッシュアウトはずいぶん減るものだ。
この日は、右プッシュアウトは一回もなく、悪いショットは全て左ひっかけだった。
ということは、今度は、やりすぎていることになる。
この傾向だと、真っ直ぐ引けば、真っ直ぐ振り下ろせることになる。
以前は、ドライバーだけ、10度以上インサイドから振っている。このため、その角度でプッシュアウトしていた可能性がある。
今回は、アウトサイドから振ったので、右プッシュはなくなり、左に飛ぶようになった可能性がある。
やはり、「過ぎたるは及ばざるが如し」という事だろう。
力を抜くスイング
ラウンド終了後、練習場では、力を抜くドライバーショットを練習してみた。下半身だけで打つ練習だ。フェース は、自然に戻すのがよく、そのためには、手に力を入れてはいけないという理論からだ。(HONDAゴルフ記事:驚くほど距離が伸びる!手の力を抜いて飛ばすコツ)
力を抜いて、ダウンスイングを行うと、かなり、ダウンスイングが遅くなった。クラブの軌道面は、より、インサイドになった。手首も緩んだので、バックスイングの角度が10度大きくなった。
グラフは、Zeppのモーションセンサーで取得した、手の速度だ。左は、力を抜いたときで、右は以前のグラフだ。
力を抜くと、手のスピードが最高に達して直ぐに、インパクトを迎えているが、今までは、手が最高速を達した後、手が減速していいる途中でインパクトがきている。これは、「手が止まって、ヘッドが走っている」と考えていた。実際は、手でヘッドにブレーキをかけていたようだ。ちなみに、ヘッドスピードは、両方とも 43 m/s だ。手の最高速は力を抜いたほうが上がっている。
また、これは、アイアンショットと同じ傾向だ。これはドライバーとアイアンの違いと思っていたが、どうやら、これが、うまく打てていない原因なのかもしれない。
腰は回しているのに?
腰を回して、後から、腕がついてくるイメージなのだが、Zeppのセンサーで測ると、インパクト時の腰の角度は10度ぐらいで、小さい。結構、回している意識なのだが、インパクト時には、回っていないのかもしれない。
クラブはかなりインサイドに(左のデータでは-19度)回るのに、手は数度しかずれない(1度)。これは、いい傾向だ。
また、テンポが遅い(3.6 : 1 )。ダウンスイングの時間はほとんど変わらないので、力を抜く意識で、バックスイングが遅くなったのだ。
その後、センサーをつけず、バックスイングを速く、大きくするイメージで、連続して、打っていると、かなり、テンポが掴めるようになった。ほとんど、曲がらず、よく飛ぶ球が打てた。このイメージを忘れないよう、次回に期待したいところだ。
クラブの重量バランス?
ちなみに、クラブのバランスを元に戻すと(ヘッド側が重くなった)、状況はかなり良くなった。
腰の角度も良くなったし、テンポも良い。
手に力を入れていないので、フェースを戻す意識もしていないが、綺麗に元に戻り、打球方向も5〜10ヤードぐらいのズレだ。
ただ、右に行く時と、ドローが強くなって、左に行く時がある。いずれにせよ、フェアウェイキープできるぐらいになったが、コースによっては、林やドッグレッグで狙えなくなる可能性はある。
もう少し、練習がしたいところだ。