一瞬の煌めき

ドライバーショット改善法

ドライバーショットで、打点をボール位置でなく、クラブの最下点にイメージしてスイングする方法は、土曜日の練習で、良い打球を連発し、完璧な方法と思われた。

ボールは、高く、2~30 m上がり、距離も220ヤードは、出ているようだった。隣の打席の人が、歓声をあげるのが聞こえた。ヘッドスピードも43が出ていた。しかも、左右のブレがあまりなかった。少し、スライス回転がボールにかかっているようで、狙いより15ヤードほど、右に落下するが、今までに比べたら、天国である。何度も打つと、たまに、どっスライスが出るが、自分でも、ダウンスイングが変だと感じる時だけだった。

イメージ打法崩壊

翌日、ラウンド前の練習場で、期待を込めたドライバーショットは無残にもチーピンだった。信じられないと、もう一度、ボール位置のイメージを持って、打ってみるが、ほぼ同じ、さらに、天ぷら気味でもある。ネックのすぐ近くのヘッドの縁で打っているようだった。しかも、ヘッドは回り切って、フェースが左を向いていることになる。慌てて、Zeppのデータを比較してみる。

捻転不足と判断

左が、悪い時、右が前日の良い時のデータだ。腰の角度(最下のデータ)が違う。バックスイング時(2つ並んだ左側)が大きく(39度)、インパクト時が小さい(31度)。これは、上体が捻れていない時の症状だ。確かに、朝一番は、捻転ができにくい。捻転に気をつけて、スイングすると、何度かは、前日のような打球が出るが、確率は半分以下という印象だ。

結局、ラウンドでは、ドライバーが暴れまくり、スコアは100だ。チーピンの割りには、OBは、1回ですみ、アプローチがまあまあ良く、アイアンショットもそこそこだったので、助かった。アプローチがよかったこともあり、パット数は30と今年最小パット数だった。

 

捻転不足はシロ?

ラウンド後、Zeppのクラブヘッドの軌跡を見てみると、前日に比べ、バックスイングで、クラブが外側を回っている。ダウンスイング以降は、ほぼ同じなのに、これほどの差がつくようだ。
水色が当日の悪いスイング、黒が前日の良いスイングだ。前日はバックスイングと、ダウンスイングがほぼ、重なっている。

上体の捻転が大事と意識してみるが、一向によくならない。ふと、バックスイングを取らないで、スイングする練習方法を思い出して、練習してみると、下半身リードの感覚が戻った。まだ、本調子とはいかないが、かなり戻った。

 

下半身リードを取り戻す

この方法は、バックスイングを7時か8時ぐらいの位置であげるのをやめて、そこから切り返して、ボールを打つ方法だ。クォータかその半分のバックスイングから、思いっきり打つ。手が上がっていないので、手打ちはできない。下半身で打つしかない。はじめは、あまり当たらないが、その内、快音が出て、強い弾が打てるようになる。そうなったら、バックスイングを少しづつ、大きくして、元に戻していく。

ラウンド中にドライバーがおかしくなった時も、この素振りで、感覚を取り戻せそうである。

結局、下半身リードのスイングが身についていないことが、原因と思われる。素振りや、イメージトレーニングがもっと必要と感じた。

 

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