休み中のゴルフは、不安定なものだった。最初の日は92と91で、これは、絶好調かと思いきや、次の日は、ボロボロだった。3日目は、ゴルフダイジェストのサイトでワンポイント修正を見つけて、何とか100切りするが、その後は、好不調が繰り返し、全く安定しなかった。
まずは、ゴルフダイジェストのサイトで見つけたワンポイントアドバイスは、下記の動画だ。
簡単にまとめると、トップで、左手首を内側に折るというのだ。感覚的には、逆に思っていたが、スライスが出る人は、トップで、手首が外側、手の甲が手首に近ずく様に折れている。ドアノブを左手で握って、開ける時の感覚だ。私の場合は、力んでいることも関係している様だ。
想像しにくいので、実際に、やってみる。普通に、ドライバーを持ってアドレスする。右手を離して、左手だけでクラブを持って、その左手首を外側、手の甲側に折ってみる。すると、ヘッドは持ち上がり、フェースは上を向き気味に、開く。フェースを閉じるには、手首を内側、手の平側におらなければならない。外側に折ると、クラブシャフトをシャフトエンドから見て、時計回りに回している。オートバイに乗っている人なら、アクセルを開く方向だ。(手が逆なので、反対になるが)私の感覚的には、閉じるなら外側だった。フェースを閉じるつもりが、開いていた。全くの、逆を行っていたようだ。
嘘かと思って、ドライビングレンジで試してみると、真っ直ぐの球が出た。びっくりだが、上手くいく。もちろん、やり過ぎたり、意識しすぎておかしくなったり、何球も打つと、ぼろも出るが、とりあえず、左引っ掛けや、プッシュアウトは出なかった。なんと、アイアンもこれで、前よりずっと狙ったところに打てる様になった。
この日のラウンドは、これで、なんとか、なったのだが、次の日には、もう、めちゃくちゃである。どうやら、下半身リードを気にしすぎていた様である。以前から、気になっていたが、トップに達したら、最初に、動かすのは下半身と、強く意識している。これを実践すると、下半身の上に付いている上体が、当然回転する。腕を動かさずに、上体が回転すると、腕は前に出てしまう。
飛球線方向後ろから、動画を撮影すると、わかるが、私の場合、トップから、手は、下に動いていない。前に動いている。一方、プロのスイングでは、回転が始まっても、手は前に出ず、下に動いていく。
下記は、Athletic Motion Golfの解説だ。
私は、下半身リードばかり気にして、どうやら、手が動いていなかった様だ。下半身リードというのは、手を動かすタイミングを作るために、体重シフトしろということで、下半身を動かしてから、手を動かすことではない様だ。実際には、トップから、手は下げ始めなければ、上手くタイミングは取れない。感覚的には、トップに行く前に、下半身は、逆に動き始めているということかもしれない。
昨年の12月の頭に、何も考えずに打てる様になったのは、ボールとの間合いを詰めたので、手を下ろすのが早くなったのかもしれない。さて、これで治るのだろうか?