年末から1月にかけては、不調が続いている。寒さからだろうか?
原因は2つだ。ドライバーとアプローチだ。
しかし、アプローチは、復活の兆しがある。不調の原因は、主に、メンタルだろう。練習場で練習する時は、狙った場所にバチバチ打てる。しかし、コースに出ると、トップやザックリのオンパレードになる。素振りまでは、問題なくても、いざ本番は、トップやザックリだ。これなら、素振りしない方がマシだ。
最近は、努めて、すぐ、打つようにしている。時間をかけても、緊張を高めるだけで、うまくいかないからだ。
以前、上級者の人に、ショットの前の意識について聞いた事がある。答えは、以外にも「何も考えていない」だった。もちろん、打つ前には、どこに、どのように打つか考えるらしいが、実際のショットでは、何も考えないそうだ。
最近になって、やっと、その意味がわかってきた。「ああ腕を上げて、こうおろして」などと考えて、打ったショットは大抵ミスショットだ。普段スライスする人が、意識的にスライスを打てないのと同じだ。ショットの時は、体が覚えている動きの範囲で、調整しないと、ミスショットになる。調整幅はほんの少しだ。
問題はドライバーだ。こちらもメンタルの要素もある。大抵、朝一のショットはうまくいくが、2ホール目から崩れる。こうなると、力み始めて、もう当たらない。逆に、力を抜きすぎて、当たらない。チョロ、チーピン、テンプラのオンパレードで、まともに、フェースに当たらない。
最近は、アッパーに打つため、かなり、ティーを高めにしていたが、これも、良くないようだ。試しに、松ぼっくりをティーアップして、打ってみたが、何と、松ぼっくりの上でクラブが空を切った。まさかと思い、思いっきり振ってみるが、全く、当たらない。
何と、ティーアップを高くした事で、体が反応して、ものすごく、上を振っているようだ。どうやら、手首が支点になって、回転半径が変わっているようだ。
この状態で、ティーを下げると、今度は、打ち込んでしまう。ボールは10cm先の地面に当たり、低く飛んでいく。
ラウンド後、練習場で、確かめてみた。ティーを低くして、ボールは中央より、ボール1個ほど、左。セオリーでは、左足かかとだが、私は、どうも、爪先ぐらいにセットしがちだった。プロのティーアップを見ると、ほとんど、中央に近い。
仮想のボールを中央に意識して、3wの感じで降ってみると、今までになかったような、真っ直ぐな球が打てた。アイアンでもこれほどストレートの球を打った事がない。
まぐれかと思ったが、5球ぐらい続けて打っても、球筋が変わらない。しかし、こうなると、煩悩が出る。もう少し、高い球が打ちたいと、アッパー気味に打つと、右に出て、スライスするようになる。曲がらないように、手首を使い始めると、今度は、当たらなくなってくる。フェースのトウ(先)側に当たるようになってくる。
どうやら、低い真っ直ぐが今の持ち玉という事のようだ。焦らず、これで、続けるしかないようだ。
不調の中で、調子がよくなってきたのが、3wだ。前回は、ドライバーを諦め、ティーショットも3wで打った。これもメンタルがありそうだ。最初は、目を疑うような、ナイスショットが連発するが、一度ミスすると、修正を試みて、深みにハマる。
「ショットは、何も考えずに打つ」が結論のようだ。あれこれ、考えるのは、練習場でやる事らしい。
次回はうまくいくだろうか?忘れずに実行できることを願いたい。