3週間前に絶好調だったドライバーが、また、ガタガタである。スイングセンサー Zepp で調べてみる。
スイングの変化が一目瞭然
こんなに変わっているとは、驚きである。83点の黒い軌跡が良い時、78点の水色が今日のベストである。内側に引く癖は直したはずなのに、全く、忘れている。
練習場では、自分の良い時との比較をしなかったので、気がつかなかった。
練習場で、今日気がついたのは、次の3点だ。
- ボールが当たった瞬間を見ていない。
- 体を起こさない。
- 上半身の力を抜く
2に気をつけたら、1に気がついたとも言える。何年もゴルフをしていて、今日初めて、ティーがクラブに打たれるのを見た気がする。ボールがしっかり当たって、方向も安定した。いつもは、ボールの飛球方向が気になり、頭が上がっていたのである。打つ瞬間を見るようにすると、体も起きなくなった。
しかし、スイングセンサーのデータで見ると、一番の違いは、クラブを内側に引く悪い癖が出たということである。さらに、バックスイングが210度前後で、良い時の250度と大きく離れていた。今日は、一所懸命、捻っても角度が大きくならなかったが、どうやら、ここに問題があるようである。
下半身リード
「上体から回らないように、下半身リードに気をつける」が今日の課題であったが、どうも違った結果になった。
体が起きるのは、力んで、上体と手から打ちに行っている時である。
上体で打ちに行く
バックスイングは背骨中心に回るのに、ダウンスイングでは、背骨中心に体は回らない。早く、クラブを回そうと、上体が回ってしまう。この時、体の左脇が軸になって、回っている。こうなると、頭は、地面に近づく。体は無意識にクラブが地面に当たらないように、反応して、体が起きて、クラブにボールが当たるようにしているのである。真直ぐ当たる予定のコースを、体を起こして、クラブを手前に引くので、フェイスは外から内にボールにあたり、スライスになる。当然、あたりも悪く、距離は出ない。
プロのビデオや解説などを見ていると、まずは、ダウンスイングの開始は、下半身からである。下半身のスタートでは、まず、左足で踏ん張っているのである。そうしないと、背骨を中心には回せない。筆者の悪い時は、上体の捻転を先に解こうとしてしまっていることに気がついた。この時、ちっとも下半身は動いていない。良い時は、下半身が回転して、後から、捻転が解けるのである。改めて、良い時の動画を見てみると、下半身と上半身は同時に動いている。繋がっているので当たり前である。悪い時は、上体だけが動いている。
さて、これで治ってくれるかどうか?