八年ぶりに風邪で寝込み、病み上がりの中、ラウンドに出た。ショットは、そこそこ良かったのだが、ここぞと言うときに、ピンを狙いすぎた様だ。本の少し逸れた球が、カート道に跳ねてOBになったり、キックが悪くて、池に落ちたりと、全く噛み合わなかった。調子も良くないのに、明らかに攻めすぎだ。もう一つの大きな敗因は、アプローチだろう。休暇の間は、絡む芝だったので、ずいぶん力を入れていた様で、どうもクラブを振ってしまう。この日の芝は、枯れ切って、抵抗は全くない。当然、距離感は合わず、いつもオーバーだ。ティーショットは、前半、まずまずだったが、昼食後は、引っ掛けとプッシュアウトの連続だ。しかし、5番目のホールで立ち直った。この時は、バックスイングで、下半身から始動することを意識して治った。
ラウンド後、練習場で打ってみると、4番アイアンが飛ばない。150ヤードほど、弱々しく飛ぶだけだった。「大きくスイングする」「トップで手の甲を内側におる」などをチェックしながら、やっと、飛ぶ様になった。飛ばなかったのは、そもそも、早くスイングしていなかったと言うのが、正しいかもしれない。ダウンスイングでは、やはり、手で加速しないと、球は飛ばない様だ。
ドライバーショットの練習に移ると、そこそこ飛んでいい調子だ。何が悪かったのか、さっぱりわからなくなる。練習場のネットまでは、230ヤードだが、転がった球は、その近くまで、届いてそうだった。調子に乗って、打っていると、突然、引っ掛けが出る。ヘッドのネックの縁に球は当たった様で、高く上がり、左に飛んでいく。
Zeppをつけて、データを取ってみる。トップが低い。高く取る様に意識するが、それだけではない様だ。色々やっても、飛ばなくなり、右プッシュアウトが増えてくる。やりすぎたか?
結局のところ、一番飛ぶのは、気持ちよく振れたときで、力を入れたときではないのが、実感できた。気持ちよくスイングできると、一番良いところに当たって、飛距離を稼げる様だ。
不調になるのは、スイングが変わっていることに起因しているのは間違いない。毎回、同じスイングができる様ならないと、安定しない。ただ、全てがうまくいったときの、感覚は中々記憶するのは難しい。失敗の時は、ああだ、こうだとわかるに不思議なものだ。
トップで手の甲を曲げるのは、今のところ、いい結果に結びついている。トップで手に意識がいって、手が振れているのかもしれない。
Zeppでは手のスピードがグラフで表示できる。左は、私の典型的な速度変化だ。インパクトでスイングやめてしまっているのがよくわかる。さらに、悪い時はインパクトの前に最高速度に達して、減速してから球に当たっていることもある。この時は、8kmだが、これは、典型的な女性ゴルファーの平均だそうだ。
やはり、もう少し、ドライバーでは、手を振らないといけない様だ。