ボール位置を近づけることで改善したドライバーショットは、今週の練習でも好調だ。以前、練習場で撮った動画をチェックしてみると、全体的にスイングの違和感がない。そこで、以前比較した、身長が同じぐらいの女子プロ、下村真由美プロのスイングと改めて比較してみた。
アドレスでは、ボールが近くなり、上体が起きている。大体の女子プロの前傾角と同じぐらいだ。驚いたことに、以前の方が、上体がボールに近い。
赤い線がプロ、青い線が改善前、黄色が今回だ。
青の以前のアドレスでは、随分、前屈みになっていた。結果ハンドダウンも大きい。
黄色の今は、ハンドダウンの量もプロとほぼ同じだ。
こんな感じで、プロはスタンスしているのか!
次はトップだ。これも、プロと大分似ている。トップの位置がまだ低めだが、以前より、改善している。
ボールとの位置を変えるだけで、これだけ変わるとは、驚きだ。
ヘッドは背中、頭の下辺りにあり、この位置では見えない。ちょっと、オーバースイングかもしれない。
以前は、前傾していた為か、右腰が上に上がっていくような感じだったが、今は、腰は水平に回っているようだ。
プロは、もう少し、右腰が後ろに回っているようだ。
左肘はほぼ伸びている。
最後にダウンスイングの途中だ。
以前(青)では、アドレスより前傾が起き、上体が回ってしまい、クラブは体の前方に出ている。クラブが前方に出ているので、体を起こしているのかもしれない。
クラブが前に出るので、水平に回している感じがある。タイミングが狂うと、出玉が左右に散り、さらに、狂ったスイング軌道でボールに当てようとするので、ボールに左右の回転がかかりやすい。ヘッドが大回りすれば、手間に引き込んで、スライス。内側から入れば、外に逃げて、フックが出る。
今回(黄色)は、手の位置が、以前(青)より大分下に下がっている。これが、縦振りしている感覚になるのだろう。縦になる分、ボールの後ろから、真っ直ぐ当たるようで、左右にぶれなくなった。ストレートボールも多くなった。
この、手が下に落ちているところが、全体のスイングに違和感がなくなった要因に思える。
しかし、まだ、女子プロとの違いは大きい。プロは、この時点で、まだ、上体が回っていない。腕が先に下におりて、手の位置は、まだ背中側にある。
下半身リードを意識しすぎて、手を動かさないように、止めてしまっているのかもしれない。
トップで、ヘッドがクロスして、ヘッドが回りにくいのかもしれない。
記事”ダウンスイングのスタート”で、下半身で腰を回すより先に、左に動くことで、手が下がる感じが出ることがわかったが、最近は、実践していない。ボールを近づけた状態で、実践していないので、次の練習でやってみよう。
課題は下記だ。
- トップでのクロスを減らす。スライスを恐れて、トップでフェースが上を向いていないのが原因?左手首を外側におるとフェースは開く。トップで左手首を外側におらない?右手首をおる?(外側。甲を腕側に。蕎麦屋の出前持)
- 切り返しで体重を左に移動。つられて、手が落ちる。