2018年11月24日の練習で、スイングが急に良くなった。少なくともそう思っていた。今日、改めて、Zeppのデータを見て、驚いた。ドライバーが急に良くなったのは、この日の練習の終わりの頃だが、練習の最初の方のアイアンショットのデータをみて、驚いた。この日は、最初から調子が良かったのだ。
まずは、手の軌道だが、バックスイング(濃い青)とダウンスイング(淡い青)が、ほぼ同じところを通っている。使っている4番アイアンはドライバーと比べ、18cmほど短いが、軌道はかなり立っている。また、数値は、どれも上々で、90点の評価だ。
この日は、練習の最後で、調子が良くなったのだが、その練習後半のドライバーショットと、このアイアンショットを比較してみた。黒がドライバーショッでの手の軌跡だ。ドライバーはシャフトが長くなるので、当然、手の軌道は、寝ると思っていたが、傾きは、4番アイアンとほとんど同じだ。
特に、バックスイングは数度しか違わない。ダウンスイングで、少し寝てしまい、アイアンとの差が広がっている。
調子が悪いと思っていた練習の最初の方のドライバーショットとも比べてみるが、さほど悪くない。
よくその日のデータを眺めて見てみると、練習の最初は、ほどほどで、だんだん悪くなり、最後に、改善している。
最後の方のドライバーのスイング(黒)と中だるみで悪かったスイング(水色)を比べてみる。悪い方は、手の軌道が、肩より下を回っている。トップが低かい。低い方は、バックスイングの始動で、手を内側に引いていのかもしれない。あるいは、あげる動作を全くしていないためだろう。連続素振りの軌道とは、違う。黒い方は、腕を積極的に、使ったのかもしれない。また、悪い時は、バックスイングで、上体を最初に捻っている可能性もある。
本来なら、下半身を回し、(実際には、右のお尻を後ろに出し)、その上に付いている上体が回る。上体は、前傾しているので、手が円弧を描く。というのが理想だろう。
このスイングの悪いところは、ダウンスイング以降で、手が前に出ることだ。これは、トップで、手が遅れてしまい、上体の回転に手が付いていってしまうからだろう。手の位置が、低くいので、余計に、下に動かしにくいのかもしれない。水平に振っている感じが出るのだろう。アインショットとの違和感はここにあるのかもしれない。
どうも考えすぎて、手、上体、下半身がバラバラに動いてしまう様だ。「動かし方の順番は、下半身から」と何度も、ティーチングプロから言われているので、それぞれに時間差がある様に思ってしまうが、下半身が動けば、それにつながっている上半身は、逆の動きをしない限り、一緒に動く。腕も同じだ。
腕は、グリップエンドが常に胸を向いている様に使えとも言われた。同調が大切と、言っていた。
この日は、腰もよく回っていて、バックスイングで40度ほど、インパクトでも40度ほどと同じぐらいだ。悪い時は、バックスイングの角度が大きめで、インパクト時が20度以下になってしまう。
総じて言うと、この日は、そもそも調子が良く、ドライバーも、下半身の動き、腕などが上手く、動いていたことになる。ドライバーショットは、球数を打つうちに、崩れ、最後に、復活した。といったとろろだ。
ドライバーでの、クラブヘッドの動きは、よくなかったが、手や体の動かし方は良かった様だ。テンポも3台の数値が多い。
結局、バックスイングが上手くできれば、良い結果になる様だ。そこで、注意点をまとめてみた。
- 連続素振りして、バックスイングのイメージを作る
- 下半身からスタート = 右のお尻を後ろへ
- バックスイングは、素早く行う = 連続素振りのリズム
- 左腕を伸ばして、大きなスイング
- トップでは、左手首を内側へ折る
- トップでは、ボールを左目の左端で見る=正面で見続けると捻転不足になる
- 右足はベタ足でダウンスイング = 突っ込み防止
アイアンでは、何も意識しないで、できるのに不思議だ。ドライバーは、シャフトが長い分、時間があるので、色々考えてしまうのだろうか?