このところ、ドライバーショットが調子が良い。と言っても練習場の話だ。引っ掛けや、プッシュが出ていない。左への突っ込みすぎも、直ってきて、球が上がるようになってきた。
問題は、何をして、直ったか、記憶にないことだ。
強いて言えば、アプローチの練習を全体の50%ぐらいはやるということだ。打ち放題の練習場なので、アプローチが勿体無いと感じない。
素振りの後、ドライバーショット用にティーアップしたボールをウェッジで打つ練習を行なっている。少しは、上下位置が変わらずに打つ練習になるようだ。
この後、マット上に、ボールを置いて打つと、マットでヘッドが滑らず、ボールを直接打つ乾いた音がする。
普通のアプローチの練習もするが、この場合、フルショットはしない。これが良いのか、ドライバーを含め、他のクラブでもミート率が良くなっている気がする。
相変わらず、Zeppでの測定も行なっているが、気になるのは、手の軌跡だ。+7度とインパクト時に手が上に行く。いわゆる「手が浮く」という現象だ。
早速、ググってみる。最初の検索語の候補は、「ゴルフスイング 手が上がる」だったが、「手」まで入れたところで、キーワードの候補の頭は、「手が浮く」だった。
最初に動画の検索結果が出てきたが、どれも長くて、時間をかけて見た割にすっきりしない。
最初の記事は、雑誌ALBAの記事「【キケンな○○解説】 「ドライバーで手元が浮く」石川遼、最大の弱点を直す方法はあるのか?」だ。
ほっほー!石川遼と同じ悩み!これはいける!とも思ったが、石川遼でも治らないのが私ごときで治るのだろうか?
記事を読むと、右プシュの原因も、これにありと書かれている。
記事の対処法は次2つ。
- 右足のつま先を上げたままスイング
- 左手小指と右手人差し指でクラブを支える
1は、左突っ込みを防ぐ、右ベタ足の変形とも捉えられる。確かに、右足で、蹴りすぎると、膝が前に出て、右腰も前に出る。これは、以前の私の悪いスイングの典型だ。右腰が前に出ると、ボールとの間合いは、詰まる。距離を取るためにも、体を起こして、ボールがクラブに当たるようにしなければ、ならなくなる。
やってみる価値はありそうだ。
2は、もう少し、詳細に説明すると、「右手人差し指で、吊り上げる」ようにするとある。ただ、掲載されている写真が、ドライバーショットが悪かった時の石川遼のグリップなので、問題がありそうだ。同じアルバのサイトに菊地絵理香の解説があったので、そちらを確認する。(ボールの方向は右手の握りで決まる!)
確かに、人差し指が抜けると、クラブが緩む。デシャンボーのような、腕とクラブが一直線になるようなスイングでないと、当たりそうもありません。
また、プッシュアウトするので、被せ気味にするように、知人に言われていたのですが、どうやら、菊地絵理香の解説によると、逆だったようです。人に教えるのは、やめたほうが良いですね。助言できるのは、「練習はしたほうが良い」か「習ったら?」だけですね。
記事を詳しく読むと、「カーリング」という言葉も出てきます。同じ連載に説明がありましたが、腕の回旋の他に左手首の内転(ベン・ホーガンの解説)があるそうです。左手を手の平に折り込むような動きで、インパクト前までに起きるそうです。極端な例が、トップで行うダスティン・ジョンソンです。ただし、この言葉の立案者である記事の著者は、これは、入れないそうです。
本当に、十人十色で色々なスイングがあるものだと、驚きます。自分で練習するのも大変ですが、合わない人に教わることになると、大変なことになりそうです。