久々100叩きの後、連続して100越えとなってしまった。傾向も似ていて、1番ホールでバーディがらみのボギーの後は、ほとんどダボというスコアだ。パー3では何とかパーが取れるが、他はまったくだ。しかも、この日はドライバ―の調子が悪く3番ウッドでティーショットを打っていたのにである。戦犯はドライバ―以外ということになるのか?
パターが入らない
まずは、パターだ。総パット数は33なので、悪くもないが、良くもない。1パットが3回しかなく、3mぐらいが2回しか入らない。アプローチで3mに寄せたのは8回、10m以上の2打目が3m程残ったのが、2回なので、全部で10回、その内1パットで入ったのは、2回だ。せめて半分、あと3回入っていればと思う。ただし、PGAプロの3m(10フィート)のカップイン確率は40%なので、あと1回が私のレベルだろう。
最後のパットがタップなのが、9回なので、打ち切れていない感がある。しっかり打っていれば半分は入っていただろう。3mのパットは2打目を含めて10回で2回は1m近くオーバーしている。1m以上外す確率が20%は、まずそうだ。5mのパット2回も1m外している。ロングパットは、もう少し、練習が必要だろう。
1打目の距離 | 1m | 3m | 5m | 7m | 9m以上 | ||||||
カップイン | 1回 | 2回 | |||||||||
次のパット | タップ | 1回 | 4回 | 2回 | |||||||
1m | 2回 | 2回 | 1回 | 1回 | |||||||
3m→タップ | 2回 | ||||||||||
確率 | 1パット | 50% | 27% | 0 | 0 | 0 | |||||
3パット | 33% |
打ち切れなかった原因は練習グリーンが速くて、警戒しすぎたことだ。こうなると、ラインも読めず、キャディさん頼りだったので、これでは、自信が持てず、入る気がしない。
煩悩
他の敗因は、”もっと行けるはず”と無理しすぎ、ピンを狙い過ぎだ。100叩きをやると、取り返そうと、冷静さをうしなう。トリプルボギー以上を打ったホールでは、無理しなくて良いラフからのショットを池に入れるなど、傷を広げている。バンカーショットもぎりぎりを狙って、出すのに3打もかかっている。バンカーはまず出すことが第一目標で、まぐれで、寄ったら良し位のメンタルが必要だ。
後半は+4が2回、+6が1回と大崩れだ。ラフからの無理なショット、OB、ロングパットの距離感、攻めすぎなど、いつものパターンである。
林の中から、脱出するのに、グリーンオンできることは、滅多にない。30からゴルフを始めたが、パー3以外で、そんな場面の記憶がない。まず、間違いなく、フェアウェイに戻し、ボギーオンを狙うのが得策だ。ひょっとすると、寄せワンもあるかもしれないからだ。ここで、大切なのは、確実にフェアウェイに戻すことで、バンカーやラフに入れるのなら、グリーンを狙うぐらい、意味がない。確実にもう1打もらい、ダブルボギーがやっとになる。確実にフェアウェイに戻す方法を考えるべきだ。要は、冷静に、現実的に考えることだ。
ドライバ―を使っていないのにドライバ―の影響をうける?
ドライバ―をほとんど使っていないので、大たたきの原因は、ドライバーでないともいえるが、ドライバーを使った2回のティーショットはやはり失敗だし、そもそも、ドライバーで打っていれば、もうすこし短い距離でセカンドショットを打てた可能性がある。まあ、3番ウッドは当たれば、下手なドライバ―より距離は稼げるのだが。
しかし、3番ウッドにも問題がある。固いライからしか打てないことだ。練習場ではマットがあるので、ヘッドの底が滑っているが、芝の上では、ヘッドが地面を削ってしまう。ティーショットなら、少し、ティーアップして振りぬけることもあるが、セカンドショットではそうはいかない。芝で打てるように、練習が必要だ。いわゆる、払い打ちか、ヘッドが入る高さを正確にする必要がある。練習場でティーアップして、3番ウッドを打つ練習をすると良いらしい。
ドライバ―不調の原因究明
さて、ラウンド後、ドライバーの練習をしてみた。調子の良いときは、普通に打てるのだが、この日は、練習場でも打てなかった。しかし、連続素振りをして、すぐに打てば、当たるようになった。そこで、今まで行っていた、全く素振りをしないルーティンをやめて、連続素振りをしてから、ティーショットするようにしてみた。
結果は、次のラウンドで出た。フェアウェイキープ50%で、プッシュアウトも減った。ドライバ―のおかげで90がでた。
ドライバ―が打てない原因は、バックスイングが小さくなることにあるようだ。終盤は疲れも出始め、やはり、タイミングが早くなる。プッシュアウトもバックスイングが小さくなるのが原因のようだ。
プッシュアウトがでると、フェースが開くのを抑えようと、早く切り返してしまう。しかし、バックスイングが小さいと、戻る度合いも少なく、結局、戻りきらない。大きなバックスイングをとると、しっかり、フェースがどるようだ。バックスイングを大きくするほど、フェースは大きくもどるようだ。連続素振り以外にも何か、方策を考える必要がありそうだ。
これは、アイアンのプッシュアウトにも共通するようだ。
プッシュアウトが出るのは、方向を出そうと、バックスイングのコックを少なく目で打つときにおきる。また、力んで、バックスイングが小さくなり、下半身だけ回しているようだ。フルショットは手やヘッドがきれいな軌道内に収まったときにでる。ヘッドが前や後ろに倒れたり、バックスイングが小さかったりすると、打ち出し方向や左右の曲がりがでる。